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SNSアカウントのプロモーションおよびWeb・ブログ集客へのSEO戦略の実施を行っています

企業がFacebookページを作成する時に押さえておきたい10の手順

 

すでに多くのFacebookページが立ち上がっていますが、Facebookのユーザー数や国内Facebookページの数を考えると、これからもまだまだ増えていくと予想されます。

ということで今回は、これからFacebookページの作成を考えてらっしゃる方向けに、ページ制作の流れを10個の手順でまとめました。

Facebookページ作成経験がある方にも、備忘録として使っていただけるかと思います。ぜひご活用ください!

 

■目次

  • Facebookページの作成にはユーザーアカウントが必要
  • 手順1:Facebookページアカウントを取得
  • 手順2:Facebookページを一旦非公開にする
  • 手順3:Facebookページを管理するメンバーを追加する
  • 手順4:「一般」から公開範囲やビジター投稿などの設定をする
  • 手順5:「基本データ(ページ情報)」を設定する
  • 手順6:プロフィール画像、カバー画像を追加する
  • 手順7:「お知らせ」を設定する
  • 手順8:タブの追加/並び替えなど「ページを編集」する
  • 手順9:ウォール投稿をしておく
  • 手順10:告知、集客する

Facebookページの作成にはユーザーアカウントが必要

Facebookページとユーザーアカウントの違い

Facebookページ制作にあたって、まずユーザーアカウントを登録する必要があります。ユーザーとしてFacebookにログインした状態でFacebookページを作成する、もしくは作成済みのFacebookページの管理者に指定してもらうことで、Facebookページを運営できるようになります。

個人のFacebookページを作成する方法は、以下からご確認ください。

Facebookアカウントの作成方法は? | ガイアックスソーシャルメディアラボ

Facebookページは企業や団体、お店などが運営するもので、複数の人が管理人となって運用することができ、広告を出稿することも可能です。ユーザーアカウントは個人にひもづくので基本的に1人1つですが、Facebookページは複数作成・管理できます。

手順1:Facebookページアカウントを取得

(1)Facebookページ作成画面にアクセスする

Facebookページの制作画面にアクセスしましょう。

作成画面への導線はいくつかありますが、リンクが分かりにくいので、下記URLより直接アクセスして下さい。

「Facebookページの作成」画面

(2)カテゴリーを選択する

先ほどの作成画面で、自分が作りたいFacebookページのカテゴリーをクリックしてください。

ここでは大きく分けた2つのカテゴリーしかありませんが、この後さらに詳細なカテゴリーを選択できます。

  • ビジネスまたはブランド
  • コミュニティまたは著名人

後から変更もできるので悩まずざっくりと選んでしまいましょう。

以降、「ビジネスまたはブランド」を選択した場合の解説をします。どのカテゴリーでもFacebookページ作成の流れは同じです。記入する項目が異なるだけです。

(3)カテゴリーを選択し、ページ名を記入する

カテゴリーを選択し、「ページの名前」と「カテゴリー」にキーワードを記入します。

Facebookページ名はあとから編集できるので、まずは「テストページ」などの当たり障りのない名称にしておきましょう。

Facebookページを作成しただけでは友達にお知らせされたりしませんが、作成後はデフォルトで公開になってしまいます。特にクライアント企業のFacebookページを作る際は一旦、別名称で公開したほうがいいでしょう。また、カテゴリーにキーワードを入力すると候補一覧が下に出てきますので、最も近いものを選択してください。

これでFacebookページが開設されました。

手順2:Facebookページを一旦非公開にする

Facebookページアカウントを作成すると、デフォルトで公開になってしまいます。ほかのユーザーに見られないように、一旦管理者だけが閲覧できる状態に設定します。

(1)ページ上部の「設定」をクリックする

画面右上にある「設定」をクリックします。

(2)「一般」の「公開範囲」をクリックする

「一般」の「公開範囲」をクリックします。

(3)「ページは公開されていません」にチェックを入れ「変更を保存」する

デフォルトは「ページは公開されています」になっています。

「ページは公開されていません」のラジオボタンをオンにして、「変更を保存」をクリックします。

「ページを非公開にしますか?」というメッセージが表示されるので、「次へ」をクリックします。

「ページを完成させるために必要なものはありますか?」というメッセージが表示されるので、「非公開にする」をクリックします。質問には答えなくても構いません。

ページが非公開になりました。

手順3:Facebookページを管理するメンバーを追加する

恐らく皆さんが作成するFacebookページは、複数人で運営する事になるでしょう。最初に他のメンバーも管理画面に入れるように、ここで管理人の追加をします。

(1)ページ上部の「設定」をクリックする

(2)左側の「ページの役割」をクリックする

(3)メンバーを追加して、役割を付与する

「新しいページの役割を割り当て」のテキストボックスに名前またはメールアドレスを入力し、追加するメンバーに割り当てる役割を選択し、「追加する」をクリックします。

入力欄にユーザー名を入力すると、候補ユーザーがサジェストされます。そのサジェスト内容をクリックして選択することもできます。


追加するメンバーに付与する役割は「管理者」「編集者」「モデレーター」「広告管理者」「アナリスト」「ライブ寄稿者」から選べます。選択すると、下部にその役割でできることが表示されます。

「追加する」をクリックすると、パスワードを求められるので、入力して「送信」をクリックします。

「既存のページの役割」に追加したメンバーが表示されます。メンバー側で承認されるのを待ちます。

手順4:「一般」から公開範囲やビジター投稿などの設定をする

「一般」から各種の権限・制限などを設定していきましょう。

基本的にはデフォルト設定でも大丈夫ですが、会社や団体の状況に合わせて調整してください。

設定1:公開範囲

Facebookページを一般公開するか、管理人だけに公開するかを選択できます。

設定2:国別制限

Facebookページをどの国のユーザーに表示するかを選択できます。

「指定した国のユーザーにだけ表示」と、逆に「指定した国のユーザーにだけ非表示」を設定できます。設定すると、非ログイン状態でそのFacebookページが閲覧できなくなってしまいますので、全公開をおすすめします。

設定3:年齢制限

Facebookページの閲覧に年齢制限を付けられます。

国別制限と同様、非ログイン状態でFacebookページを閲覧できなくなるので、基本的には全公開をおすすめします。ただし、アルコールを扱っている会社の場合は飲料メーカーの場合は、プルダウンの中にある「アルコール関連」に設定する必要があります。

設定4:ビジター投稿

ページにアクセスした人に投稿を許可するかどうかを選択できます。また許可する場合、写真と動画の投稿を許可するかどうか、ほかの人の投稿をページに表示する前に確認するかどうかを設定でき、表示する前に確認するにした場合、アクティビティログで確認してから投稿を表示することができます。

設定5:ページのモデレーション、不適切な言葉のフィルター

特定の言葉を含む投稿やコメントをブロックすることができます。ページで表示したくないキーワードを登録しておくと、投稿やコメントでそのキーワードが使用された時、自動的にスパムと判断されます。

設定6:タグ付けの権限

ページが投稿した写真や動画に他の人がタグ付けすることを許可するかどうか設定できます。

設定7:コメントランク

いいね!や返信が多いコメントやほかの認証ページなどからのコメントが最初に表示されるよう設定できます。この設定がオンになってない場合は、最新のコメントが最初に表示されます。

手順5:「基本データ(ページ情報)」を設定する

「基本データ(ページ情報)」を設定しましょう。

基本データの入力項目は、Facebookページのカテゴリーによって異なります。皆さんが選択したカテゴリーに合わせて入力してください。ここでは、参考までに「ビジネスまたはブランド」>「商品・サービス」の場合の入力内容についてご紹介します。

基本データ(ページ情報)の編集画面は、左カラムの「ページ情報」をクリックして開きます。

以下の画面が開くので、それぞれ編集します。

一般

・カテゴリ…最初に設定したカテゴリーに加えて、複数のカテゴリーを登録することができます。

・名前…Facebookページの名称

・ユーザーネーム…固有のユーザーネームをページに設定することで、検索で見つけやすくなります。また、ユーザーネームがあるページはカスタムURLを作成でき、これによりページへのアクセスやメッセージの送信がより簡単になります。

事業内容

・開始日…不明、誕生、設立、開始、開業、作成、発売/リリースから選んで、年月日を設定します。

・ミッション

その他の連絡先情報

・電話番号

Facebook MessengerのチャットID

・メールアドレス

・ウェブサイト

・Other Accounts…Instagram、LINEなどほかのサービスのアカウント

詳細

・Release Date…リリース日

・ページ情報…ページの簡単な説明文を155文字以内で入力します。

・所有者情報…ウェブサイトの所有権

・会社概要

・基本情報

・Founding date…設立日

・受賞歴

・商品・サービス

・メニュー

・プライバシーポリシー

・ページID

・カテゴリ表示…検索

ストーリー

これは、Instagramでいるストーリーと同様の機能です。パソコンからのストーリー投稿は、写真のみになります。

動画はスマートフォンからしか投稿できませんが、その機能を少し紹介しておきます。スマートフォンから送信できるコンテンツは以下の通りです。

・写真、動画を撮影して送る

・テキストに背景を付けてメッセージを送る

・ライブ動画を配信する

・すでに撮影済みの写真や動画をアップロードする

個人アカウントとは異なり、Facebookページからの投稿にはコメントを付けることができないのが特徴です。

チームメンバー

Facebookページの「ページ情報」を開くと、右側に「チームメンバー」の項目が表示されています。

ここにある「自分自身をチームメンバーとして追加」をクリックすると、以下のような画面になります。

OKすると、自分の名前とプロフィール写真が表示されます(ただし、ページが非公開設定の間は表示されません)。

この機能により、Facebookページと個人アカウントの紐付けが強化されることになりました。

これからは「ページの管理者は誰か」を簡単に知ることができるようになるので、作成したFacebookページの信頼性を上げるには有効でしょう。ページ公開時には、設定しておいたほうがいい項目だといえます。

手順6:プロフィール画像、カバー画像を追加する

次にプロフィール画像を設定します。

(1)プロフィール画像の追加

「写真を追加」または右下のカメラマークをクリックし、「写真アルバムから選択」「写真を撮る」「写真をアップロード」のいずれかを選択します。「写真を撮る」を選択するとカメラが起動します。

(2)カバー画像の追加

カバー写真を変更するには、「カバー写真を追加」をクリックし、同様に「写真から選択」「動画から選択」「写真・動画をアップロード」「スライドショーを作成」から写真の項目を選択します。

使用する画像のサイズ、要件

プロフィール写真の実際に表示される画像サイズは、PCでは170×170ピクセルスマートフォンでは128×128ピクセルフィーチャーフォンでは基本36×36ピクセルです。正方形ではない画像の場合、正方形にトリミングされます。

最低でも180×180ピクセル以上の画像が必要とされており、320×320ピクセル以上だと写真が小さすぎるという警告が表示されないようです。

カバー写真は、少なくとも399×150ピクセルが必要です。実際に表示される画像サイズは、PCでは820×312ピクセルスマートフォンでは640×360ピクセルフィーチャーフォンでは表示されません。

いずれもロゴやテキストを含む写真を使う場合はPNGファイルを使用するとよりきれいに見えます。

カバーには、動画やスライドショーも設定可能

また、カバー写真の代わりに動画やスライドショーを設定できます。まずは「カバー写真を追加」をクリックし、選択肢の中から「動画から選択」「写真・動画をアップロード」「スライドショーを作成」のいずれかを選びます。

  • ・写真・動画をアップロード…パソコンから動画をアップロードします。
  • ・動画から選択…Facebookページにアップロード済みの動画を使用します。
  • ・スライドショーを作成…基本的に自分でアップロードしますが、そのページに投稿済みの写真からFacebook側で自動的に選択する場合があります。

カバー動画は、サイズが820 x 312ピクセル以上、長さは20~90秒です。推奨動画サイズは820 x 462ピクセルとなっています。

カバー動画を選択するときは、カバー動画がFacebookページ規約に従っていること、虚偽のカバー動画や誤解を招く恐れがあるカバー動画・著作権を侵害しているカバー動画ではないことを確認してください。動画は後で削除をしても、自動的に消去されることはありません。Facebookページの動画ライブラリに引き続き表示されます。

スライドショーを作成する際、そのページに投稿済みの写真をFacebook側で自動的に選択する場合がありますが、追加された写真は削除できます。アップロードする写真のサイズは、幅400ピクセル以上×高さ150ピクセル以上で、5点まで追加可能。写真の左右に表示される矢印をクリックすると、スライドショーの表示を確認でき、編集と削除は、スライドショーにマウスを重ねたときに表示される「カバー写真を変更」からできます。

参考:

https://www.facebook.com/help/132465104004008

https://www.facebook.com/help/1163218293809614

手順7:「お知らせ」を設定する

ページにアクティビティがあった時や重要なアップデートがあった時のお知らせの要不要、頻度を設定します。

受信する場合、その都度受信するか、12~24時間ごとにその間のページのアクティビティに関するお知らせを1つにまとめて受信するかを選べます。その都度受信する場合、お知らせを受けたい内容を個別に設定できます。

Facebookページにユーザーからメッセージが送信された時にも、お知らせを受け取ることができます。メッセージはなるべく早く気づけた方がいいので、設定がオンになっているかどうか必ず確認しましょう。

なお、ページのお知らせ設定を変更しても、そのページを管理しているほかのメンバーのお知らせ設定には影響しません。ほかのメンバーには、各自が選んだ設定に基づいて、引き続きページからのお知らせが届きます。

手順8:タブの追加/並び替えなど「ページを編集」する

ページのカテゴリーややりたいことに合わせてページを編集します。ここでページを編集することで表示するタブを追加したり、並び替えたりできます。最適なテンプレートを選択し、そこから編集作業に移るとスムーズでしょう。

(1)テンプレートを選択

テンプレートによって、Facebookページ左側タブやボタンの内容や順序が変わります。それぞれの特徴と、タブの内容、順序は以下のとおりです。

・標準

標準のテンプレートです。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/投稿/レビュー/動画/写真/ページ情報/コミュニティ/情報と広告

・ショッピング

ショップ(オンラインショップ)、イベント(イベントページ)が含まれます。ECサイトや小売店に適したテンプレートです。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/投稿/レビュー/写真/ショップ/クーポン/コミュニティ/動画/イベント/ページ情報/情報と広告

・ビジネス

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/投稿/レビュー/動画/写真/ページ情報/コミュニティ/クーポン/情報と広告

・サービス

利用者がサービスを見つけて、スムーズに連絡できるようにデザインされたテンプレートです。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/サービス/レビュー/ショップ/クーポン/写真/動画/投稿/イベント/ページ情報/コミュニティ/情報と広告

・会場

営業時間、会場の場所、今後のイベントなど会場の概要を伝えるのに適しています。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/イベント/レビュー/ページ情報/動画/写真/投稿/コミュニティ/情報と広告

・映画

写真やビジネス情報などをハイライトにして見せるのに適しています。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/投稿/レビュー/動画/写真/ページ情報/コミュニティ/情報と広告

非営利団体

活動を紹介し、募金や寄付を促すことがしやすいテンプレートです。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/ページ情報/イベント/写真/動画/コミュニティ/レビュー/投稿/情報と広告

・政治家

政治家が支持者などにアピールして、メッセージを伝えることができるテンプレートです。

ページのボタン

①メインボタン:メッセージを送信

ツールバーのボタン:いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/ページ情報/動画/投稿/イベント/ノート/写真/コミュニティ/情報と広告

・レストラン・カフェ

写真、メニュー、営業時間、場所など、飲食店にとって重要な情報を目立たせることができます。

ページのボタン

①メインボタン:道順の表示

ツールバーのボタン:いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/クーポン/レビュー/写真/投稿/動画/イベント/ページ情報/コミュニティ/情報と広告

・Video Page

ページ上で動画コンテンツを披露することができます。

ページのボタン(ツールバーのボタン):いいね!/フォローする/シェア/保存

タブ:ホーム/ショップ/ページ情報/投稿/動画/写真/コミュニティ/情報と広告

(2)タブの表示設定/並び替え

使用するテンプレートによって表示されるタブは異なりますが、テンプレートを選択した後にさらに自分でアレンジすることもできます。

タブの非表示

「レビュー」「ショップ」「イベント」などいくつかのタブは非表示にすることができます。タブの名前の右にある「設定」をクリックします。

「レビューを表示」を「オフ」にして「保存する」をクリックします。

タブの追加

次にタブを追加する場合は、下部の「タブを追加」をクリックします。

追加したいタブを「タブを追加」をクリックして追加します。

タブの並べ替え

タブの順序を並び替えたい時は、タブの名前の上をクリックして、ドラッグ&ドロップします。

手順9:ウォール投稿をしておく

最初にFacebookページを非表示に設定しましたが、公開設定に変更する前に必ずいくつか投稿をしておきましょう。

新しく流入して来たユーザーは、ウォール投稿の中身を見てファンになるか判断する可能性が高いです。何も投稿がなければ放置されているFacebookページだと思われます。

「ファンになったらこんな投稿が見れるんだ!」というのがイメージできるようにしておきましょう。

手順10:告知・集客する

Facebookページは立ち上げただけではファンは増えません。ファンを増やすには、必ず何かしらの告知をして集客する必要があります。

広告は有料ですが、無料でできる方法もあります。予算感やファン数の目標に合わせて実施しましょう。

無料施策1:既存会員へのご案内

まずはすでに持っている会員組織へ告知します。

無料施策2:プレスリリース

Facebookページを開始しました。」というプレスリリースも打ちましょう。

ネット系のメディアに掲載されるので、普段接点を持てていない方の集客にもつながります。

<最近、他社が行ったプレスリリース例>

無料施策3:Likeボックスをサイトやブログに表示

Likeボックスとは、Facebookページの一部機能を外部サイトに設置する、ブログパーツのような機能です。

Facebookが公式に発行していて、そのFacebookページに対する「いいね!」ボタンや「ファン」の一覧を並べられます。

発行は「Social Plugins」から出来ます。

プラグイン発行ページ

いいね!ボックス – ソーシャルプラグイン

無料施策4:Facebook上の友達に知らせる

Facebookで友達になっている方に対して、個別にご案内できます。以下の赤枠部分から「いいね!」をリクエストする友達を選択します。

有料施策1:Facebook広告

Facebook内のセルフ広告サービスを利用しましょう。Facebookアカウントを持っていれば、誰でも出稿可能です。ページの左カラムの下部にある「広告を出す」をクリックすると、広告出稿画面に遷移します。

有料施策2:ほかの広告手段への入れ込み

最近少しずつ増えてきていますが、CM・雑誌・新聞等でのマス広告や、店頭SPツールでFacebookページの案内をしましょう。

Facebookページをやっています」と触れておくだけで、Facebookを使っていて、普段そのブランドが好きな方は自分で検索してファンになってくれます。

以上、「【2018年最新版】企業がFacebookページを作成する時に押さえておきたい10の手順』でした。

 

身に覚えがない凍結が多発? Twitterのアカウント凍結の原因と解除方法は?

 

普段、当たり前のように使っているTwitter。ある日突然、何の前触れもなくアカウントが凍結されてしまったらどうしますか?

実は今年8月辺りからそういった人が増えています。もちろん規約違反をしていたり、公序良俗に反するような投稿を繰り返したりしていれば、凍結されてしまっても不思議ではありません。しかし今、問題となっているのは、違反行為をした覚えのない方のアカウントが次々と凍結されてしまっていることです。

そこで今回は、なぜ今、Twitterアカウントの凍結が頻繁に起きているのか? 凍結されてしまったら解除することはできるのか? そして凍結されないためにはどうすればよいのかについてご紹介します。

 

■目次

  • Twitterのアカウント凍結とは?
  • Twitterアカウントが凍結される原因
  • Twitterアカウントの凍結を解除する方法
  • Twitterアカウントの凍結を防ぐための対策
  • 2017年8月以降、身に覚えのないTwitterアカウント凍結が多発?
  • まとめ

Twitterアカウント凍結とは?

Twitterのアカウント凍結とは、ユーザーが常に安全な環境でTwitterを楽しめるように、Twitter社が「規定したルールに違反しているユーザーのアカウントを利用できなくしてしまう」ことです。

通常はいきなりアカウントを凍結されることは少なく、「警告>本凍結>永久凍結」といくつかの段階があります。警告の段階であれば解除もそれほど困難ではありません。

しかしルール違反を繰り返し、本警告の段階になると場合によっては解除ができなくなるもしくは解除に時間がかかる可能性があります。

アカウントが凍結されてしまうとできることは基本的にログインのみです。ツイート投稿や新たなフォローはもちろんできませんし、フォロー、フォロワーもすべてゼロになります。ただし、凍結が解除されればすべて凍結前の状態に戻ります。

Twitterアカウントが凍結される原因

Twitterアカウントが凍結される原因はルールを違反した場合とご説明しましたが、具体的には次のようなケースでアカウントが凍結されます。

スパム行為を行っているアカウント

不特定多数のユーザーが悪質であると判断する、同一内容のツイートやダイレクトメッセージを送るようなスパム行為や、明らかな偽装を行っているアカウント。またはTwitterやほかのユーザーにとってセキュリティ上のリスクを招いていると判断されたアカウントは凍結の対象です。

セキュリティが危険な状態にあると判断されたアカウント

乗っ取りやハッキングをされている(とTwitter社が判断した)アカウント。乗っ取りによって悪質な行為をされてしまうリスクを抑えるため、セキュリティが確保されるまでアカウントが凍結されることがあります。

ユーザーに対し攻撃的なツイートを行っているアカウント

ユーザーに対する脅迫、誹謗中傷もしくはほかのアカウントへのなりすましなどといった嫌がらせに関与するアカウントは凍結される可能性があります。

Twitter社が公開しているアカウントが凍結されるケースは以上の3点ですが、それ以外にも短期間で手動、もしくはツールやアプリを使って大量のフォロー・フォロー解除をする、有害なリンクへ誘導するといったこともアカウント凍結につながる可能性があるといわれています。

Twitterアカウントの凍結を解除する方法

Twitterアカウントの凍結を解除するには、大きく分けて自分で解除できる場合とTwitter社に対して異議申し立てをすることで解除できる場合の2つのパターンがあります。

参考:アカウントの凍結について | Twitterヘルプセンター

Twitterアカウントの凍結理由を教えてもらえるように!

 

 

 

 

 

アカウントが凍結となった場合、原因となったツイートと、どのような理由により違反となったのかメールで教えてもらえるようになりました。

自分で凍結を解除できる場合

自分で凍結を解除できるのは、Twitterにログインした際に携帯電話番号の入力、もしくはメールアドレスの確認を求められた場合です。基本的に1回目の凍結はこの状態になります。

「アカウントがロックされている」というメッセージが表示される場合、凍結またはロックされた理由によってその対処方法は異なってきますので、それぞれ手順に従って凍結を解除する必要があります。

セキュリティ上の理由でアカウントがロックされた場合

ログイン状態でこのメッセージが表示される場合は、そのアカウントで不審な行為や乗っ取りの可能性があるため、パスワードを変更することでアカウントを保護する必要があります。対応方法が記載されたメールが登録のメールアドレスに送付されるので、その手順に従ってください。

アカウントの正当な所有者であることの確認が必要な場合

Twitterルールに違反していると見なされると、アカウントがロックされ、正当な所有者であることの確認が求められることがあります。ログインした状態でアカウントがロックされているというメッセージがあれば、「開始」を選び、電話番号を入力します。音声またはショートメールで認証コードが通知されるので、コードを入力し送信するとアカウントのロックが解除されます。

Twitterルール違反の可能性を理由に制限された場合

Twitterルールに違反している可能性を理由にアカウントの利用が制限されることがあります。この場合、引き続きTwitterの利用はできますが、機能が制限されます。制限解除を行うにはまずメールアドレスの認証、アカウントへ携帯電話番号の追加、ルールに違反しているツイートの削除が必要となります。その上でログインし「アカウントの一部の機能が制限されている」というメッセージから「開始」を選び、手順に従い制限を解除します。また誤ってルール違反と見なされ利用制限がかかる場合もありますが、この場合は異議申し立てをすることができます。

不審な操作と見なされ一部の機能が制限された場合

過剰なフォロー、いいね、リツイートが見られた場合は、ルール違反と見なされ、一定期間アカウントの機能が一部制限されるというメッセージが表示されることがあります。この場合は以下のいずれかの方法で制限を解除することができます。

・提示された期間が終わるまで制限された状態で利用する。ただしこの場合は検索結果や通知など特定の利用において自分のアカウントが除外される可能性があります。

・電話番号またはメールアドレスで認証し、アカウントを復元する

また、繰り返しルールに違反をしている場合やほかのアカウントに過剰に干渉していると見なされる場合は、電話番号で認証するオプションが提示されないこともあります。

一部の機能が一時的に制限された場合

Twitterルールに違反する言動やほかの利用者を阻害するような言動が見られた場合に、アカウントの一部機能が制限されることがあります。例えばそのアカウントのツイート、リツイート、いいねを見ることができるのはフォロワーのみに制限されます。ログイン後に「一部の機能が一時的に制限されている」というメッセージが表示されたら、「Twitterを続ける」を選択し、アカウント機能の復元手順に従って制限を解除することができます。

異議申し立てによって解除できる場合

一旦、凍結が解除されてもまた同じように違反行為を繰り返していると、次には携帯電話番号やメールアドレスを入力するだけでは凍結解除はできなくなります。

この状態になった場合は、凍結されたアカウントにログインした状態でTwitterのヘルプセンターの「異議申し立て」のページで必要事項を入力し、凍結解除依頼をします。ただし異議申し立てをしても100%凍結が解除されるとは限りません。

Twitterアカウントの凍結を防ぐための対策

Twitterアカウントの凍結を防ぐには、Twitterのルールを守って利用することが最大の対策になります。Twitterアカウントが凍結される原因でも触れたように、スパム行為やほかのユーザーに対する脅迫、誹謗中傷といった攻撃的なツイートをしないことはもちろん、ほかにも注意するべきことがあります。

次に気づかないうちにやってしまいそうな違反行為をご紹介します。

  1. 企業の商標権や著作権を侵害するような行為
  2. フォロワーを増やすことを目的に、ユーザーのフォロー、フォロー解除を繰り返すし行う
  3. 必要以上にフォロー、いいね、リツイートなどを繰り返し行う
  4. フォロワーやリツイート、いいねなどを購入する
  5. 嘘や誤解を招くようなツイートを繰り返し行う

参考:Twitterルール

2017年8月以降、身に覚えのないTwitterアカウント凍結が多発?

通常であればルール違反や乗っ取りなどがない限り凍結されることのないTwitterアカウント。しかし今年8月以降、明確なルール違反をした覚えがないといったユーザーのアカウント凍結が多発し、問題となっています。しかも警告の段階を越えていきなり本凍結になってしまい、さらに異議申し立てをしても解除されないといった事例が多く報告されていることが問題をさらに大きくしています。

このアカウント凍結問題、現在においてもはっきりとした原因は不明であり、解除されないままのユーザーも少なくありません。中にはTwitter社に直接訪問し、直談判したことで凍結が解除されたという報告もありますが、あくまで一例であり、訪問すれば必ず解除されるわけではないようです。

また10月2日から規約が変わり著作権保護をさらに徹底するといった動きも出ているようですので、アカウント凍結問題は今後さらに規模が広がっていく可能性もあります。

まとめ

Twitter社は、身に覚えがないのにアカウントを凍結されたという声が増えたのに対し、できるだけ早い段階で凍結基準を透明化させるとしています。その一環として、凍結理由の解説が始まったということもあるでしょう。

ユーザー側としては、まずはTwitterルールを理解し、違反をしないようにすることが重要です。また、企業アカウントであり、違反するような行為をしていなくても、凍結されてしまう可能性はゼロではありません。セキュリティ上の問題で凍結されてしまった場合などは、適切なステップを踏んで、冷静に対応しましょう。

 

Facebook・Twitter・Instagramの違いと使いわけ方まとめ!特徴からユーザー動向・運用方法まで徹底解説

 

SNSの使い分け

FacebookTwitter、そしてInstagramという3つのソーシャルメディア。それぞれ似ているところと異なるところがありますが、あらためて今回の記事では、これら3つのソーシャルメディアの違いを、機能的な特徴・ユーザー動向などの様々な視点でまとめました。3大SNSを上手く使い分けたい方は、是非ご参考ください。本記事は、株式会社シェアコト様よりいただいた情報をラボ向けに編集しました。

※編集部注
2018年8月24日:SNSのユーザー数を最新版に修正しました。
2017年3月28日:最新情報をもとに加筆修正いたしました。

【無料】Facebook, InstagramなどSNS活用ポイントや事例資料の一覧へ ≫

 

■目次

  1. 3大SNSの機能的な違い
  2. ユーザーは3つのSNSをどう使い分けている?
  3. 企業が使い分けるなら?SNS別運用の勝ちパターンはコレだ!
  4. 3大SNSをうまく使い分けている事例
  5. 異なるSNSでは異なる運用を!

1. 3大SNSSNSの機能的な違い

まずはFacebookTwitterInstagramそれぞれの、基本的な機能の違いを見ていきましょう。

  Facebook Twitter Instagram
ユーザー数(MAU) 約2,800万人 約4,500万人 約2,000万人
ユーザー層 10代が極端に少なく、40代中心で男性がやや多い
3大SNSの中では60代の利用が最も多い
20代が最も多く、年代が上がるほど男性の比率が上昇 20~40代が中心であり、30代以下は女性比率が60%を超えている
40~50代の利用者も増加率が高い
位置情報 投稿時に設定可 投稿時に追加可 投稿時に設定可
メッセージ メッセンジャー

 

友達・友達じゃない人に送信可能

【ダイレクトメッセージ】

 

フォロワー、非フォロワーに送信可能

【ダイレクトメッセージ】

 

特定の人に写真を公開する際に、メッセージを添えられる(写真または動画の送信必須)

また、ビジネスプロフィールを設定しているアカウントには「連絡する」ボタンからテキストやメールが可能。

フィードの仕組み アルゴリズムにより

 

時系列で表示されない

時系列で表示されるほか、

 

新着のハイライトおすすめのツイートが表示(非表示可能)

アルゴリズムにより

 

時系列で表示されない

いいね!機能 いいね!ボタン いいねボタン

 

(旧お気に入り、ふぁぼ)

いいね!ボタン
コメント機能 投稿にコメント可 @を付けるメンションで会話が可能 投稿にコメント可

 

「@」をつけてメンションしないと相手に通知がいかない

シェア機能 シェアボタン リツイート なし

 

サードパーティリポスト用のアプリが必要)

投稿が届く範囲 友達・友達の友達まで届く

 

Facebookページの投稿なら、ページファンに届く)

リツイートにより全く知らない人にまで届く フォロワー(友達)にのみ届く
フィードに流れてきやすい投稿 友達の投稿に加え、友達が「いいね!・コメント・シェア」した投稿Facebookページの投稿 フォローしている人のつぶやきとリツイート フォローしている人の投稿

 

2. ユーザーは3つのSNSをどう使い分けている?

機能の違いを踏まえたうえで、次はユーザー視点で、それぞれのSNSをどう使っているのかを見ていきましょう。

  Facebook Twitter Instagram
よく投稿される種類 テキスト(リンク)

 

テキスト+画像

テキスト+動画

テキスト(リンク)

 

テキスト+画像

テキスト+動画

※最大140文字という制限あり

写真・動画

 

テキストは1~3行

位置情報 よく付ける文化 あまり付けない文化 よく付ける文化
ハッシュタグ 文化的にあまり根付いていない 1投稿に1~2個付けることが多い 1投稿に複数付けることが多い

 

(投稿が拡散しないため、ハッシュタグを辿って他人の投稿を見る)

繋がり 実際の友達・仕事関係の人が中心

 

(ある程度面識がある人が多い)

実際の友達・共通の趣味を持ったオンラインの友達が中心

 

(面識がない人も多い)

仲の良い実際の友達が中心

3. 企業が使い分けるなら?SNS別運用の勝ちパターンはコレだ!

これらの機能・ユーザー文化の違いを踏まえて、企業は3つのソーシャルメディアをどう使い分ければいいのでしょうか? あらためて特徴をまとめながら見ていきましょう。

Facebook:重要指標は「リーチ率」 投稿の改善で成果向上

 

Facebookにしかないユニークなポイントは、以下の点です。

 

エッジランクにより投稿が時系列で表示されない

・友達の投稿に加え、友達が「いいね!・コメント・シェア」した情報がよく流れてくる

・実際の友達だけでなく、仕事上の関係の人とも繋がる

企業がFacebookページを運用する際に鍵になるのは、やはりエッジランク友達の友達にまで投稿が届くコミュニケーションの仕組みです。エッジランクにより、投稿のタイミングだけでなく投稿単体の評価が重要であり、またFacebookでは「○○さん(友達)がいいね!と言っています」といった形で、他人の投稿が流れてくることがよくあります。

ファンとの距離だけでなく、ファンの先のコミュニティも意識した、コメントなどのコミュニケーションが発生しやすい投稿をしていく運用ができます。

重要指標

Facebookにおける重要指標は「リーチ率」、そしてリーチ率を高めるために重要となるのが「エッジランク」です。エッジランクとは、タイムラインにそれぞれのユーザーの興味関心にマッチした情報を表示するためのアルゴリズムのこと。

リーチはこのエッジランクによってコントロールされているため、例えFacebookページのファン数が多くても、エッジランクが低ければリーチ率は下がってしまいます。リーチ率を上昇させるためには、ユーザーのエンゲージメント獲得など、エッジランクを高めるための施策が必要です。

関連記事:
Facebookページ成功の鍵はリーチにあり!リーチを伸ばす運用を目指そう。

Facebook運用の勝ちパターン

1.投稿の改善

まずはエンゲージメント率(1投稿あたりのいいね数、コメント数、シェア数といったユーザーの反応)を上げることが重要です。既存のコンテンツのブラッシュアップ、そしてよりユーザーを惹きつける新規コンテンツの導入をしていきます。

2.投稿タイミングの改善

投稿のリーチ率を上げるためには、投稿時間も重要です。実際にエッジランクを決める要素には時間(投稿されてからの経過時間といいね!などのリアクションからの経過時間)も含まれています。ユーザーに一番リーチする曜日や時間帯を検証し、投稿のタイミングを改善してよりエンゲージメント率を上げましょう。

3.リーチの拡大

1,2を通してエッジランクを高めることで、よりリーチが拡大していきます。ここで投稿に反応しているユーザーを検証し、コンテンツをブラッシュアップしていきましょう。そのユーザーと近い人たちをターゲットとしてPage Post Ad(投稿へのいいね!を促進する広告)を出稿するのもひとつの手です。

4.エッジランクの改善

こうしてエンゲージメントが得られる投稿のリーチを広げていくことで、エッジランクが改善されます。エッジランクが高まると、ページにいいね!をしているのに投稿が届かなくなっていた休眠ファンにも再びリーチできるようになります。

5.リーチ率の上昇

こうしてエッジランクを高めることで、結果としてリーチ率も上昇します。

まずはエンゲージメント率を上げること、そして検証を重ねてリーチを上げることでエッジランクは高めることができます。エッジランクを上げれば自ずとリーチ率も改善されていきますので、このリーチ率を重要指標として成果を測っていきましょう。

Facebookへの投稿頻度や時間帯

Facebookのエンゲージメントを増やすためには、ユーザーがFacebookを見ているタイミングで投稿することが重要になってきます。

過去の調査によると、Facebookを見る時間帯は、「出社前」「帰宅後から就寝前まで」が多いようです。朝か夜、ターゲットユーザーにより適していそうな時間帯に投稿することで、リーチしやすくなるでしょう。

Facebookのニュースフィードにはアルゴリズムが導入されているため、投稿数をむやみに増やしてもリーチやエンゲージメントは増えません。ターゲットユーザーに役に立つ、確実に反応が得られるような質の高い投稿を、数を絞って行いましょう。

テキストのみの投稿より、画像や動画などの投稿のほうがリーチが伸びやすいと言われています。可能な範囲で取り入れてみてください。

関連記事:
Facebookに最適な投稿本数とは? 10業種50アカウントを徹底調査!

Twitter:重要指標は「インプレッション率」 ツイートのタイミングが重要

 

Twitter特有のポイントをあげてみましょう。

 

・投稿がタイムリーに時系列に並ぶ

・投稿はフォロワー全員に届く

リツイートがどんどんされて不特定多数に情報が届く可能性がある

Twitterにおいて最も特徴的なのは、公開でつぶやいた内容がどんどんリツイートされることによって、フォロワーのフォロワーすら超えて全く知らない人にまでつぶやきが届くことが多々あるということです。企業活用においても、良くも悪くもフォローしてくれている人以外にも投稿が届く可能性があるという、Twitter特有のオープンさを常に意識しておく必要があります。

重要指標

Twitterにおける重要指標は「インプレッション率」(1投稿あたりに届けられるユーザーの数)。Twitterでは投稿が時系列に並ぶため、何よりも投稿のタイミングが重要です。「質」を圧倒的に高めるよりも、ある程度の質を担保しつつ「量」で攻め、露出機会を増やすことでインプレッション率を高めていきましょう。

Twitter運用の勝ちパターン

1.投稿の改善

いくら「質より量」と言っても、内容のない、つまらない投稿をいくら続けても、だれもファンにはなってくれないことは簡単に予想がつくでしょう。よりインプレッション率を上げるためには、ある程度のテキストの改善は必要です。Twitterウケする独特な表現も適度に使えるようになっておくといいでしょう。

2.投稿タイミングの改善

インプレッションを獲得しやすい曜日や時間帯を検証します。そのデータに基づき、投稿本数を増やしていきましょう。Twitter上の話題に乗ってトレンドになっているハッシュタグを使ったりなど、リアルタイムな投稿を心がけましょう。

3.インプレッションの拡大

プロモツイートを活用したり、アクティブフォロー(競合他社をフォローしているなど、親和性の高いユーザーをフォローする)や、アクティブアクション(親和性の高いコメントに「いいね!」をする)をしてリフォローを狙いましょう。フォロワー数の増加は、インプレッション獲得に直結します。

4.インプレッション数の増加

これまでの工程を通して、インプレッション率が改善されます。

まずはテキスト内容の見直し、そして投稿タイミングの改善などFacebookと共通するところはありますが、質よりも「量」を重視して積極的に投稿し、インプレッションを稼いでいきましょう。アクティブフォロー、アクティブアクションなどは非常に基本的ですが有効な手段なので、継続して行いましょう。

Twitterへの投稿頻度や時間帯

 

時間帯では昼の11~13時、夜20~23時に反応率が高くなる傾向があるので、まずはこの時間を狙ってみるといいでしょう。複数の投稿時間を試しながら、自社アカウントにもっとも合った時間帯を見つけるのが重要です。

投稿頻度に関して、Facebookの投稿が「質」で勝負するのに対し、Twitterは「量」で勝負する必要があります。タイムラインにアルゴリズムが無く基本的に時系列で表示されるので、投稿数が多いほどユーザーの目に触れる確率が高まるからです。最低でも1日1回、できれば2~3回以上投稿しましょう。企業によっては、一日30回以上も投稿しているところもあります。

Facebookに比べると、Twitterは、顔文字や記号を使い、より砕けた表現が好まれます。ユーザーと企業アカウントの距離が近いので、投稿内容も親近感がわくようなものだと受け入れられやすいです。

関連記事:
Twitterに最適な投稿本数とは? 10業種50アカウントを徹底調査!

Instagram:重要指標は「リーチ率」 Facebookと近いが世界観重視

 

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Instagramもまた、他の2つとは違う点がいくつかあります。

 

・おしゃれな写真投稿が多い

ハッシュタグが多い

・仲の良い人とだけ繋がるコミュニティ

・「いいね」で拡散しないので、ユーザーが積極的にハッシュタグを辿ってコミュニケーションを起こす

・若者の間では検索エンジンよりも、ハッシュタグやユーザー名検索を活用して情報収集する人も多い

Instagramではフォローしている人以外の投稿はフィードに流れてこないので、ハッシュタグを辿って他人の投稿を見る文化があります。つまり企業目線で見ると、見つけてもらうにはハッシュタグを付けることが必須です。その付け方もTwitterとは違い複数つくことが多いという特徴があります。

また投稿が外に拡散しにくいので、フォロワーに好まれるものをしっかりと発信していくことが大切ですね。もちろん必ずきれいな写真を付けないといけません。

重要指標

Facebook同様、重要指標は「リーチ率」です。関心と親密度を計算するアルゴリズムでリーチがコントロールされているため、Instagramでも「リーチ率」が重要な指標になります。コントロールされている中でも、まずはユーザーにリーチする「質」の高い投稿をすること、Instagramの世界観を崩さずブランドを伝えていくことが大切です。

Instagram運用の勝ちパターン

1.質の高い投稿

ハッシュタグを効果的に使い、Instagramの世界観を踏まえた「オシャレ」な投稿をしていきましょう。

参考記事:
Instagram「ハッシュタグ」のすべて-ハッシュタグを制する者がInstagramを制す!

2.投稿タイミングの最適化

ユーザーによりリーチしやすい曜日、時間帯を検証し、少しでも目に触れられる投稿タイミングを探ります。また、ユーザーのタイムラインを占拠して鬱陶しく思われないよう、投稿数は少なめに。量より質重視です。

3.リーチの拡大

コメントをくれたユーザーには返信をして親密度を向上させましょう。Twitterのようにアクティブフォロー・アクティブアクションをしてリフォローを狙っていくこともリーチの拡大につながります。Page Post Adの活用も有効でしょう。

4.アルゴリズムの高評価を獲得

質の高い投稿を親和性の高いユーザーに積極的に届けることで、エンゲージメント率が上昇します。アルゴリズム上の評価が上がることでリーチ率も高まります。

Instagramでは、質の高い写真とハッシュタグ活用が最初のポイントです。投稿タイミングを調整してリーチを拡大し、アルゴリズム上の評価を高めれば、安定して高いリーチ率を獲得できるようになるでしょう。

関連記事:
Instagram(インスタグラム)を有効活用しているマーケティング事例
Instagram(インスタグラム)広告まとめ:広告の種類や注意点、事例効果まで

Instagramへの投稿頻度や時間帯

 

InstagramFacebookと同様にタイムラインにアルゴリズムが適用されているため、投稿の量より質が重要です。Instagramと相性が良く、投稿ネタを作りやすいアパレルやコスメ系のブランドは1日2~3回程度投稿する傾向にあります。それ以外の業種であれば1日1回から一週間に3~4回程度というのが平均的です。

Instagramでは投稿にリンクが貼れないため、Facebookのような商品やキャンペーン情報の投稿はあまり適切ではありません。オシャレ、楽しい、感動的など、ユーザーの視覚に訴える質の高い写真を使い、世界観になじむ投稿をしましょう。

関連記事:
Instagramに最適な投稿本数とは? 10業種50アカウントを徹底調査!

4. 3大SNSをうまく使い分けている事例

3つのSNSの特徴をうまくつかみ、効果的に使い分けているブランドを紹介します。写真、テーマは同じでも、その打ち出し方が各SNSで異なります。まずは、Facebookから見ていきましょう。

伊藤久右衛門

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http://www.itohkyuemon.co.jp/

伊藤久右衛門は京都にあるお茶屋さんです。お茶だけではなく抹茶を使ったスイーツなども販売しており、通信販売は全国的に人気があります。

FacebookTwitterInstagramアカウントを運用しており、各SNSの特徴を理解して使い分けています。以下で同社のSNSアカウントをサービス別に紹介します。同じ投稿テーマについて、どのように表現を変えているのか参考にしてください。

Facebook

FF

ユーザーの興味を引くような雑学的な小ネタをはさみながら、商品を使用したクリスマスケーキを紹介しています。TwitterInstagramと比べて落ち着いたクセのない文体で、少し広告感のある表現にも感じられますが、うっとうしくない程度になっています。

商品紹介の投稿の場合、商品紹介ページへのリンクを投稿しサムネイル画像を見せるやり方もできますが、同アカウントではあえて写真投稿を利用しています。こうすることで画像を拡大して見やすく、美しい写真を存分にアピールできるのです。また、国内だけではなく海外ユーザー向けの文章が記載してあるのも特徴的です。伊藤久右衛門には実店舗もあるので、訪日外国人旅行客の閲覧なども想定しているのでしょう。

Twitter

TT

FacebookInstagramとはまったく違い、ネタ感の強い投稿になっています。顔文字や口語体を使用しており、Twitterの空気感になじむかなり砕けた表現です。商品リンクもなく、広告的要素も全く出ていません。

ぼっちキャラを演じることで、一般ユーザーにも親しみやすい、確実に目を引く投稿になっています。

Instagram

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まず注目すべきは画像です。FacebookTwitterよりも引きの画像になっており、まわりの雰囲気まで伝わるようになっています。商品そのものだけでなく、よりおしゃれで洗練された世界観まで表現できています。

文体もポエムチックで感情に訴えかける内容になっており、Instagramの文化に合っています。Twitterとの差が激しいです。ハッシュタグを多くつけることで、検索流入も狙えています。

関連記事:
Facebook/Instagram /Twitter…SNSごとに投稿内容は変えるべき? 企業事例から学ぶ“コストをかけない”使い分けのポイント

5. 異なるSNSでは異なる運用を!

3つのソーシャルメディアの特徴とユーザーの動向をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

それぞれ投稿の並び方や投稿が届く範囲・ユーザーが求めるものなどが違うので、異なるソーシャルメディアメディアでは別々のタイミングで違った内容・形式の投稿をしていくことが重要です。

既にそういった感覚をお持ちの方も多いかとは思いますが、今回のまとめがあらためてお役に立てたのなら幸いです。

以上、FacebookTwitterInstagram、3大SNSの使い分け解説!特徴やユーザー動向、運用方法まで』でした。

2019年6月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ

55

ユーザー数・年齢層・利用率などのユーザー動向をまとめました!

変化の早いソーシャルメディア業界。この記事では国内外分けて、各SNSプラットフォームが現在どれ位のユーザー数なのかのかということを常にアップデートしていきます。FacebookTwitter、LINE、Instagramから、Whatsapp、Snapchatなどメッセンジャーアプリまで主要SNSを計11つをまとめています。

 

■目次

  1. Facebook
  2. Twitter
  3. LINE
  4. Instagram
  5. Pinterest
  6. Linkedin
  7. WhatsApp
  8. WeChat
  9. カカオトーク
  10. Snapchat
  11. TikTok

ソーシャルメディア

1.Facebook

fb

国内

・国内月間アクティブユーザー数:2,400万人 ⇒ 2,800万人 

参照元と期間:2015年3月 から 2017年9月

・月間アクティブ率:53.1% ⇒ 56.1% 

参照元と期間:2014年12月 から 2015年6月

国内の利用者層

海外

・月間アクティブユーザー:22億3,000万人  ⇒ 23億7,500人

・日間アクティブユーザー:14億7,000万人 ⇒ 15億6,200万人

参照元と期間:2018年9月 から 2019年4月

米国の利用者層

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その他のデータ

・全世界の中小企業のアクティブなページ数:4,000万ページ ⇒ 6,500万ページ

参照元と期間:2015年4月 から 2017年4月

注目ポイント

まだまだ勢いの止まらない、世界を代表するSNS

日本のユーザー母数こそ変化が乏しかったものの、国内月間アクティブ率や海外月間アクティブユーザー数はまだまだ増加しています。また、ビジネス利用のページ数も世界的に伸びてきており、個人・企業ともにFacebookが実生活に根付いてきているのではないでしょうか。

2.Twitter

Twitter

国内

・国内月間アクティブユーザー数:4,000万人 ⇒ 4,500万人

参照元と期間:2016年9月 から 2017月10月)

・月間アクティブ率:60.5% ⇒ 70.2%

参照元と期間:2014年12月 から 2015年6月

国内の利用者層

海外

世界全体ユーザー数(※):3億1,000万人 ⇒ 3億3,500万人

参照元と期間:2016年6月 から 2018年9月

※日本を含む

米国の利用者層

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注目ポイント

若年層へのプロモーションに最適!

日米ともに、若年層のユーザーが多くの割合を占めているのが分かります。

特に日本では月間アクティブ率が7割を超え、利用頻度が高まっていると考えられます。若年層をターゲティングしたプロモ施策にはぜひ活用していきたいSNSではないでしょうか。

3.LINE

line

国内

・月間アクティブユーザー数:8,000万人以上参照元2019年12月期第1四半期 決算説明会

・日間アクティブ / 月間アクティブ 率:86%(参照元2019年12月期第1四半期 決算説明会

 

国内の利用者層

海外

・全世界月間アクティブユーザー数:2億1,700万人以上(参照元:LINE 2017年2月-2017年9月媒体資料)

・上位4ヵ国(※)月間アクティブユーザー数:1億6,800万人以上(参照元LINE アカウント 2018年4-6月期 媒体資料
・上位4カ国(※)日間アクティブ / 月間アクティブ 率:75%(参照元:2017年12月期通期決算説明会)

(※日本、台湾、タイ、インドネシアを指す)

注目ポイント

驚異のアクティブ率!

日本では日間・月間ともにアクティブ率が上昇して、かなり好調な印象を受けます。40代は利用者人口の63%に対して、推定ユーザー数において20代の推定ユーザー数を抜いているところも注目です。若年層以外のユーザーへも裾野が広がっているのではないでしょうか。

注意が必要な点としては、アクティブ率が非常に高いため、あまりにメッセージの配信頻度が多い場合は配信をブロックされてしまう危険性があるところです。ターゲットの年齢や利用時間を考えた施策が大切です。

4.Instagram

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国内

・月間アクティブユーザー数:2,900万人 ⇒ 3,300万人

参照元と期間:2018年11月 から 2019年3月時点

・月間アクティブ率:76.7% ⇒ 84.7%

参照元と期間:2014年12月 から 2015年6月

国内の利用者層

海外

・月間アクティブユーザー数:8億人 ⇒ 10億人

参照元と期間:2017年9月 から 2018年6月

・日間アクティブユーザー数:3億人 ⇒ 5億人

参照元と期間:2016年7月 から 2017年9月

・日間アクティブユーザー数(ストーリーズ):4億人以上

参照元と期間:2018年6月

米国の利用者層

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注目ポイント

10代20代を中心とした女性の日常生活の一部と化している!

日本では20代を中心に、米国では30、40代を中心に人気があると分かります。日本の月間アクティブ率も10%近くの上昇が見られました。

トレンダーズ株式会社によって2015年に実施された「女性の Instagram 活用」に関する意識・実態調査では、Instagramの投稿から刺激を受け購買に至った経験を持つ女性が回答者の4割を占めました。

5.Pinterest

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国内

月間アクティブ率:44.7% ⇒ 60.2% 

参照元と期間:2014年12月 から 2015年6月

国内の利用者層

海外

月間アクティブユーザー数:1億人 ⇒ 2.5億人 
※日本国内ユーザー含めて

(参照元と期間:2015年9月 から 2018年9月

米国の利用者層

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注目ポイント

・インターネットユーザーの28%がPinterestを利用

・ユーザーの男女比:女性8割:男性2割

・全アクティビティの94%は女性

6.LinkedIn

 

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国内

国内の利用者層

海外

登録ユーザー数:5億人 ⇒ 5億4600万人

(参照元と期間:2017年4月 から 2018年9月

月間アクティブユーザー数:1億600万人

(参照元と期間:2016年8月 から 2018年1月

 

米国の利用者層

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企業のSNS活用に関するデータ

本項では、日経BP社の「平成27年度商取引適正化・製品安全に係る事業 (ソーシャルメディア情報の利活用を通じたBtoC 市場における消費者志向経営の推進に関する調査)」のデータを見ながら、企業のソーシャルメディア利用について考えていきます。
http://www.meti.go.jp/policy/economy/consumer/consumer/pdf/sns_report_digest.pdf

企業の活用実態

0020
ソーシャルメディアを活用している企業は63%、今後取り組みたい企業は35%と関心度は高いです。しかし従業員100人以下の企業だと、活用率が比較的低くなっているようです。

企業の利用目的

0021
活用目的として一番目立っているのは「認知向上」、次いで「販売促進」です。オンラインで露出を増やして消費者に触れるようにする認知向上施策ですが、やはり課題として「狙った効果の獲得」を得られていないと答える人が多いようです。

業界別の影響度

0005
消費行動では価格の低く、行動に移しやすい「ファストフード・コーヒー・宅配」、次いでコンビニエンスストアにおいて高い影響が見られます。
好感ではロイヤリティ向上にソーシャルメディアが貢献するのか、スポーツブランドやテーマパークなど固定ファンが付きやすい分野に良い反応が見られます。
興味関心ではソーシャルメディアと連動しているキャンペーンの多い「飲料・ビール」がトップに。

まとめ

  • 企業の関心は高いものの、規模が小さいところでは着手しきれていない
  • 認知向上を狙ってソーシャル活用をする企業は多いが、効果測定が課題になっている
  • 消費行動、好感、興味関心など消費者の心理フェーズに合わせてそれぞれ、影響が異なっている

2016年はLINE Ads PlatformやInstagramビジネスプロフィールなど、広告配信や運用管理の機能が充実しました。これからも企業がソーシャル活用しやすい環境作りが進んでいくのではないでしょうか。

メッセージアプリ・その他ソーシャルメディア

7. WhatApp

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月間アクティブユーザー数: 10億人 ⇒ 15億人
(参照元と期間:2016年2月 から 2017年12月)

8.WeChat

wechat
月間アクティブユーザー数: 7億人 ⇒ 9億6300万人
(参照元と期間:2016年4月 から 2017年8月

中国のソーシャルメディア企業Tencentが配信する、中国国内で特に人気のメッセージアプリ。

9.カカオトーク

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月間アクティブユーザー数:4,915万人 → 4984万人
(参照元と期間:2017年5月 から 2017年11月)

韓国企業カカオ社が配信するメッセージアプリ

10.Snapchat

snap月間アクティブユーザー数:2億人 ⇒ 3億人

参照元と期間:2015年7月 から 2017年1月

日間アクティブユーザー数:1億5,000万人  ⇒ 1億8800万人
(参照元と期間: 2016年6月 から 2018年8月)

メッセージが10秒で消える海外で大人気のアプリ。若いユーザーが多く、一日の動画視聴回数が60億回に到達。
(参照:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/09/news053.html)

国内の利用者層

11.TikTok

国内月間アクティブユーザー数:950万人

参照元と期間:2019年2月13日

海外月間アクティブユーザー数:5億人

参照元と期間:2018年7月16日

中国企業のByteDanceが運営する動画アプリで、日本でも若年層を中心に人気を拡大しています。

最後に

正式なユーザー数の発表がないサービスもありますが、アクティブ率なども見て、どのサービスがどのぐらい盛り上げっているのか参考にして頂けたら幸いです。
以上、「【最新版】2017年2月更新。11のソーシャルメディア最新動向データまとめ」でした!

新時代のプロモーションツール! TikTok(ティック・トック)解説

「Tik Tok」の画像検索結果

 

動画投稿サービスといえばYouTubeが広く知られていますが、最近はTikTokが急速に普及していることをご存知でしょうか。10~20代の世代が使うものだと思いがちですが、手軽に投稿して隙間時間に楽しめるツールとして壮年期の方々へも広がりを見せています。ユーザー層の拡大により、効果的な広告媒体として企業からの注目も高まる話題のSNSを徹底解説します!

 

 ■目次

  1. 動画共有コミュニティ「TikTok」とは?
  2. 簡単に動画を作成できる!TikTokの使い方
  3. TikTokの広告とは?3種類の広告メニューを解説
  4. TikTokを活用した企業プロモーション事例
  5. まとめ

1.動画共有コミュニティ「TikTok」とは?

TikTok(ティックトック)」とは、最大15秒の自撮り動画を公開・閲覧できる動画共有コミュニティアプリです。中国のベンチャー企業ByteDance株式会社が運営しています。その手軽さから、2018年に10~20代の間でブレークし、爆発的な人気を誇っています。

では、なぜここまで人気を集めたのでしょうか。

まずは、動画と一緒に流す音楽が用意されていることです。アプリ内で多くの楽曲が提供されており、ユーザーは好きな曲を選び、動画を簡単に作成できます。

もう1つの手軽さは、公開できる動画の尺が最大15秒と極めて短いことです。同じ動画共有コミュニティであるYouTubeは5~10分の動画が多いですが、こういった動画を作成するためには、トーク力や動画編集など、ある程度のスキルや時間、道具が必要です。

一方でTikTokは、スマートフォン1台で、10分の休み時間中にささっと撮って、すぐに投稿可能。もちろん、どれも短い動画なので移動時間などのちょっとした時間に見ることができます。そして、エンゲージメント率が高いので、目立ちたい、見てほしいという承認欲求を存分に満たしてくれます。つまり、初心者でも簡単に撮影して投稿できるハードルの低さが人気の秘訣といえます。

TikTokのユーザー数、ダウンロード数は?

2018年、TikTokiOS版アプリのダウンロード数4,580万回を記録し世界1位となりました。世界全体での累計ダウンロード数は8億と言われています。日本国内に焦点を当てると、MAU(月間アクティブユーザー)は950万人、ユーザーエンゲージメント(いいねやコメント、シェアの割合)は91%、動画の投稿率は66%と、他のSNSと比較してアクティブユーザーが多いです。

また、若者に人気のアプリとはいえ、テレビCMにより利用者層に変化が表れています。2018年9月時点では、10代は減少傾向にあるものの、40代男性の関心は高い状態が続いています。

前述の数字や利用者層も相まって、TikTokの特徴を活かした独自のプロモーションに企業が熱い視線を注いでいます。従来のCMを流すだけではなく、ユーザーに素材を提供し投稿してもらうことで、拡散する仕組みを作っているため広告効果が高いと注目を浴びています。

 

2.簡単に動画を作成できる!TikTokの使い方

簡単に動画を作れるのはTikTokの強みです。動画の作成に必要な機能は全てアプリ内にあるので、別のアプリを使う必要はありません。もちろん、楽曲を準備したり、動画の編集ソフトを用意したりといった準備も不要です。では簡単に動画を作ってみましょう。

TikTokで動画を作成する方法

テレビCMでもお馴染み、流行りの曲を使ったリップシンクや振り付け動画を作ります。

手順1:まずダウンロードしたTikTokのアイコンを起動すると、こちらのトップ画面が表示されます。
動画を作成するためには、最下部の真ん中にある「+(プラス)」マークをタップします。

手順2:撮影画面が表示されます。
リップシンクを撮りたいので、まずは楽曲選びからです。画面上にある「楽曲を選ぶ」をタップします。

手順3:おすすめ、ホット、人気急上昇と、いまTikTokで熱い曲が一目瞭然です。
お気に入りの曲を探してもOKです。楽しく撮影できる楽曲を選択します。

手順4:曲を選ぶと先ほどの画面に戻るので、最下部中央の赤まるボタンを押して録画開始です。
上部のタイムバーで、15秒中どれくらい撮っているか確認しながら撮影できます。

カメラのイン・アウトや撮影スピードの切り替え、フィルターや美白の設定、タイマー設定やスタンプなど、全て1つの画面上でカスタマイズできます。

手順5:動画が取れたら、再度最下部中央の赤まるボタンを押して撮影を止めます。
続けて、右隣にあるチェックマークをタップします。

手順6:撮った動画をプレビューして、問題なければ、「次へ」をタップします。
楽曲をカットしたり特殊効果を入れたりと画像の編集ができたら、いよいよ最後のステップです。

手順7:画面下の赤い「投稿」ボタンを押します。これでTikTokに投稿されました。

3.TikTokの広告とは?3種類の広告メニューを解説

このように簡単に投稿できる手軽さ、ユーザーとのエンゲージメント率の高さなどから、TikTokを広告ビジネスへ活用する動きも闊達です。では、どのような広告を出稿することができるのでしょうか。3種類の広告メニューを解説します。

アプリ起動画面広告

アプリを起動したときに、画面全体に静止画またはGIFにて3~5秒間表示されます。アプリ内ページや外部サイトへも遷移できます。ただし、1日1社限定の出稿のため、広告コストが高く、枠も限られています。

インフィード広告

利用者のほぼ全員が視聴するメインの「おすすめ投稿」をスクロールしている途中に表示されます。5~15秒ほど全画面の動画が配信される広告メニューです。また、通常の投稿と同様に「いいね」や「シェア」などユーザーの反応がつくため、興味を引くコンテンツができれば効果的な広告となります。「ダウンロード」や「詳細を見る」等のCTA設定が可能です。

チャレンジ

アプリ上部にバナーが掲載され、さらに、アプリ内にコンテンツページを設置できます。

指定されたハッシュタグで動画投稿を促すメニューになっています。ユーザーが楽しみながら参加できるコンテンツとして受け入れられやすいことが特徴です。

4.TikTokを活用したプロモーション事例

これまでTikTokを活用したキャンペーンやプロモーション行った企業の事例3つをご紹介します。

事例1:ポッキー(江崎グリコ株式会社)

https://twitter.com/PockyJPN/status/1061498757965987841

毎年恒例の11月11日「ポッキー&プリッツの日」。2018年は「ポッキー何本分話そうかな」をプロモーションメッセージとし、TikTokとタイアップをして5日間のキャンペーンを行いました。

リズミカルな体操のオリジナル楽曲にあわせて、手と表情だけで簡単に踊れるポッキー体操を撮影した動画は、期間中だけでも2万3600本以上投稿されました。また、「#ポッキー何本分体操」とタグ付けされた動画の累計再生回数は2,730万回を超え、大きな反響を呼びました。

事例2:エバーカラー(株式会社アイセイ)

https://evercolor.jp/cam/

 

カラーコンタクトブランドのエバーカラーは、テレビCMを記念して各SNSを利用したプレゼントキャンペーンを実施しました。CMに使われているオリジナル楽曲で「笑顔の瞬間」の動画をTikTokへ投稿することで、抽選で豪華賞品が当たるというものです。「#あたらしい瞳エバーカラー」や「#エバーカラー」とタグ付けされた動画の累計再生回数は500万回に迫る勢いでした。

事例3:プレカトゥスの天秤(株式会社フジゲームス)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000032032.html

スマホゲームプレカトゥスの天秤』をプロモートするにあたり、「#地上波にでたい」のハッシュタグを合言葉にTikTokとコラボキャンペーンを開催しました。ハッシュタグにあるとおり、動画投稿者の中でテレビ番組プロデューサーに選ばれれば「フジテレビ地上波番組に出演」できるという特典がついたこのキャンペーン。公式サイトではオリジナル楽曲に合わせたダンスのお手本も公開されました。タグ付けされた動画の累計再生回数は4,660万回に上ります。

5.まとめ

TikTokはモバイルに特化したプラットフォームであり、初心者でも簡単に撮影して投稿できるハードルの低さが短期間で若者に受け入れられた要因と推察されます。今後は企業とのタイアップも増えたり、広告メニュー賀充実していったり、企業が活用できる幅も広がっていくかもしれません。特に若年層をターゲットとした商品・サービスを展開している企業にとっては、視野にいれるべきひとつの選択肢となるでしょう。

 

 

【2019年4月】Facebookニュースフィードのアルゴリズム最新情報!

【2019年5月更新】Facebookニュースフィードのアルゴリズム最新情報!

毎日いろいろな情報が流れてくるFacebook。ついダラダラと見続けてしまって、気づいたら結構な時間が経っていた、なんて経験は多くの人があるのではないでしょうか。ちなみにあれらの情報が、どんなルールを持って決まっているのか知っていますか?

 

「いいね、が多い記事から・・?」「シェアが多い記事から・・?」

 

じつはそんな単純な話でもないのです。Facebookはユーザーに最も有益な情報が提供できるように、日々独自のアルゴリズムを開発・改善し続けています。本記事では、そんなFacebookの改善がまとめられている「Facebookニュースルーム」というサイトを参考に、直近1年のニュースフィードのアルゴリズムの変遷をまとめてみました。

 

このアルゴリズムの遷移は、いわばFacebookの方針書。詳しく見ていくと、Facebookの目指す先や課題感が見えてきます。時系順にアルゴリズムの変遷を追いつつ、見えてくるFacebookの方針をまとめていきます。

 

2019年4月22日:最新情報を加筆しました。
 

 ■目次

  1. ニュースフィードのアルゴリズムの仕組みとは?
  2. ニュースフィードの変遷
  3. アルゴリズム変更の傾向とFacebookの意図
  4. まとめ

1. ニュースフィードのアルゴリズムの仕組みとは?

スマートフォンが普及してインターネット上の情報に触れる時間は、以前に比べて増えていることは多くの人が実感することだと思いますが、それに合わせて価値の低い情報に時間を浪費してしまっていると感じることはないでしょうか。

Facebookではその対策の一環で、ユーザーにとって最も「魅力的なコンテンツ」は何かを調査し、フィード上でユーザーと情報を繋げることをミッションとしています。この「魅力的なコンテンツ」を評価する上で、下記の3つを重視してアルゴリズムの改善や開発の基準にしているとFacebook発表しています。

① 友人や家族の情報

Facebookはもともと友人や家族、場所に人をつなぐことを目的に開発されました。その考え方はフィードのアルゴリズムにも強く反映されています。身近な人の情報は優先的に取り扱われ、さらにその人にとって有益であったり、エンターテイメント性のある情報はさらに重視されています。

② アイデアとしてのプラットフォーム

Facebookは、新しいアイデアにつながるような情報であるかどうかも重視しています。例えば、誰もが知るべきような話ではなく、その人自身が一番求めているアイデアが見つかり、新しい発見につながるようなフィードを目指しています。

③ ユーザーが本当に求めている情報か否か

情報がユーザーにとって有益であるかどうかは、クリック率やいいねでは必ずしも図られません。例えば、悲しいニュースは誰もがいいね!やシェアは控えますが、それが人々にとって無関心なニュースであるという意味にはなりません。

実際にそのニュースをどれくらい読んだのか、どれくらいページ滞在したのかも計測し、情報の価値を計測しています。詳しい仕組みは、下記の動画でニュースフィードのプロダクトマネジメント担当副社長Adam Mosseri氏によって解説されています。

 

https://newsroom.fb.com/news/2016/04/news-feed-fyi-from-f8-how-news-feed-works/

上記の3つを大きな軸としてこれまでフィードの改善や改修が行われてきました。具体的にはどんな改善がされてきたか、直近1年間の変遷を見ていきましょう。

2. ニュースフィードの変遷

本項では、昨年春から今年までに行われてきたニュースフィードに関する、8つのアップデートをまとめてみました。

① 2016年6月29日

友達の投稿の「見逃し」を防ぐ

https://newsroom.fb.com/news/2016/06/news-feed-fyi-helping-make-sure-you-dont-miss-stories-from-friends/

身近な人の投稿を見逃さないため、ニュースフィードのランキングの変更がされました。従来も身近な人の投稿は重要視されていましたが、新しい情報が次々とフィードに投稿される中で、情報が埋もれてしまう可能性がありました。

そこで、それら身近な人の投稿はさらに重視し、フィードの上部に表示されるようにアルゴリズムの変更が行われました。

副次的な作用として、このアップデートにより、友人にシェアされるようなコンテンツやページがより重視される一方で、シェアの割合が低いようなページでは一部流入数が減るケースがあったようです。

② 2016年8月4日

「釣りタイトル」を削減する対策

https://newsroom.fb.com/news/2016/08/news-feed-fyi-further-reducing-clickbait-in-feed/

タイトルに惹かれてクリックしてみたら思った内容と全然違った、という経験が1度はあるかと思います。そうしたいわゆる「釣りタイトル」(「クリックベイト」とも呼ばれる)を減らす対策が行われました。

具体的には釣りタイトルでよく使われる文言を識別するためのシステムが組まれ、「釣りタイトル」を利用しがちなサイトやページやサイトを検出、対象のページをフィードの下部に表示されるようになりました。

また、クリックしてすぐ離脱されているページは、釣りタイトルの傾向があるとして、その配信量を下げるような対策が取られています。

③ 2016年8月11日

その人にとって有効なコンテンツを予測するアルゴリズムの追加

https://newsroom.fb.com/news/2016/08/news-feed-fyi-showing-you-more-personally-informative-stories/

このアップデートでは、ユーザーごとにどんな情報が最も有益なのかを判別するアルゴリズムが追加されました。

自分にとっては有益な情報も、他の人にも同じく有益であるとは限りません。誰が、どんな情報を評価するかを知るために、Facebookは毎日数万人規模のユーザー調査を行いました。

この調査によってより有益な情報が予測されるようになり、一人ひとりのユーザーに対して有益な情報が提供されるようになりました。

④ 2016年12月15日

フェイクニュースへの対策

https://newsroom.fb.com/news/2016/12/news-feed-fyi-addressing-hoaxes-and-fake-news/

事実と異なる内容の「フェイクニュース」は大きな問題になっていますが、Facebookもこの問題には真剣取り組んでいるようです。アップデートのリリース分も、他の文章と比較するとだいぶ長めに書かれています。

このアップデートでは、フェイクニュースに対応するために、いくつかの機能が追加されました。

1つ目には、ユーザーが簡単にフェイクニュースの報告ができるよう、フィード上に報告用のボタンが設置されました。ユーザーはそのユースがフェイクなのか、スパムなのかを報告できるようになり、むやみな拡散を防いでいます。

2つ目に、第三者機関を用いてフェイクニュースの「フラグ」を立てる機能も追加しています。例えばある記事がフェイクニュースだと思われたとき、第三者機関はフェイクニュースの「フラグ」を立てます。それをユーザーは見て、シェアするかしないか、を自分で判断できるようになることにより、フェイクニュースの拡散が防がれるようになります。

⑤ 2017年1月26日

動画を評価するアルゴリズムの追加

https://newsroom.fb.com/news/2017/01/news-feed-fyi-updating-how-we-account-for-video-completion-rates/

このアップデートでは、個々人にとって最も関連度の高い動画を発見するためのアルゴリズムが追加されました。

具体的には動画の「視聴完了率」を指標として追加し、その動画が最後まで見られるほど、動画の価値が高いと判断するようになりました。また、同じ完了率で長い動画と短い動画があった場合、長い動画の方が制作の難易度も高くなるという考えのもと、長い動画が評価されるようになりました。

そのため同アップデート後には、長い動画の方がやや評価され、短い動画の評価はやや落ちるようになりました。

⑥ 2017年1月31日

イムリーかつ、精度の高いコンテンツを提供するアルゴリズムの追加

https://newsroom.fb.com/news/2017/01/news-feed-fyi-new-signals-to-show-you-more-authentic-and-timely-stories/

さらにコンテンツの質を上げていくため、記事がスパムであるか否かを判断するアルゴリズムが追加されました。例えば投稿が頻繁にユーザーによって隠されていれば、そのコンテンツは質が低いと判断され、フィードの下部に表示されるようになります。

また、自分にかかわりのある多くの人が話題にしている内容がさらに評価されるようになりました。例えば、自分が好きなサッカーチームがちょうど今勝ったとき、ニュースフィードではその試合についての内容が流れやすくなるようになりました。

⑦ 2017年4月25日

関連記事を表示させるテストを実施

https://newsroom.fb.com/news/2017/04/news-feed-fyi-new-test-with-related-articles/

このアップデートでは、フィード上で話題になっている投稿の下の部分に、関連した内容の記事が表示されるようになりました。例えば体の健康にまつわる投稿がされれば、その下部に健康にまつわる記事が合わせて表示されます。

これにより、ユーザーは自分が興味ある情報について、よりたくさんの情報を集めることができるようになりました。あくまでも試験的にやっているようで、結果を受けてさらに改善したり、他のサービスでの展開を予定しているようです。

⑧ 2017年5月10日

価値の低いWebページへのリンクを減らす

https://newsroom.fb.com/news/2017/05/reducing-links-to-low-quality-web-page-experiences/

リンク先に飛んでもほとんど情報がないようなページを減らすため、価値の低いページのリンクをフィード上から減らす変更がされました。

具体的にはFacebookからリンクされた数10万ページをFacebookが見直し、中身を持たないページや有害な広告ページを発見。それと類似したページをAIを使って検索させ、該当するページはフィードに表示させないような対策がとられました。この施策により、品質の低いランディングページやサイトはトラフィックが減少する可能性があることをFacebookは公表しています。

この変更は数か月にわたって広がっていくとのことで、すぐに大きな影響があるとは考えられませんが、今後広告用のページはこのアルゴリズムを十分に理解して制作する必要があるかもしれません。

⑨2017年6月30日

個々ユーザーに有益なリンク投稿をより多く表示させるように

https://newsroom.fb.com/news/2017/06/news-feed-fyi-showing-more-informative-links-in-news-feed/

前回のアップデートでは質の低いリンク投稿を控える措置が取られましたが、今回は人々に役に立つ情報をより届けられるように改善しているようです。

Facebook社の調査によると、日ごろから大量にリンク投稿をして他人のフィードを圧迫している一部のユーザー群が確認されました。今回は扇動的な内容や事実とは異なる内容をふくむ記事の拡散を防止し、有益な情報が表示されるようにアルゴリズムの変更を行ったとしています。

こちらは「リンク投稿」のみが対象となり、ドメインやページ、写真や動画の表示に対する変更は加えられていません。また大半の広告主の投稿に対して大きな変更はなく、引き続き、ユーザーに有益と思われ反応される情報の配信が大切となります。

⑩2017年8月2日

読み込み速度の早いページが優先的に表示されるように

https://newsroom.fb.com/news/2017/08/news-feed-fyi-showing-you-stories-that-link-to-faster-loading-webpages/

今回のアップデートでは表示アルゴリズムにページの読み込み時間が考慮され、読み込みの早いページが表示されやすくなります。また各ユーザーのネット接続状況と該当ページの一般的な表示速度の両者が加味されるようになります。読み込みの遅いページに対するユーザーからの不満の解消が目的のようです。

数ヶ月のうちに段階的に反映されるようですが、表示が遅いページのリファラによる遷移数が減ると考えられます。パブリッシャーは引き続き基本的なガイドラインを押さえて、ユーザーに関係のある、有益な情報を発信していくようにしましょう。

⑪2017年8月9日

人の目とAIでクローキングを特定

https://newsroom.fb.com/news/2017/08/news-feed-fyi-addressing-cloaking-so-people-see-more-authentic-posts/

クローキングとは、ユーザーと検索エンジンであるロボットの2者に対して、異なったコンテンツ、情報を表示する行為のことです。例えば、ユーザーが「携帯電話」と検索したにも関わらず、携帯電話に関係ないサイトが検索結果に表示され、アクセスすると広告やウイルスページに遷移します。意図的にクローキングを行い、ユーザーに悪意ある情報を表示したり、閲覧数を稼ぐためにユーザーを誤情報に誘導したりといった悪質なクローキングはFacebookでは禁止されています。違反した場合は、Facebookから追放される処分が下されます。

このような誤情報を配信するクローキングを撲滅するために、Facebookは AIを導入するとともに、人間の目で同時にチェックを行っています。

なお、クローキングを行っていない通常のビジネスページに一切影響はありません。

⑫2017年8月15日

ニュースフィードの UIをよりわかりやすく使いやすく

https://newsroom.fb.com/news/2017/08/making-news-feed-an-easier-place-to-connect-and-navigate/

ニュースフィードのUIがより見やすく、コミュニケーションしやすいデザインにバージョンアップされました。コメントや、絵文字、シェアボタンが以前よりも大きく簡単にタップできる、backボタンですぐにフィードに戻れるデザインに変更されました。

ポストの外部リンクをクリックする際に、どこのサイトなのかURLが表示されるようになりました。アイコンが四角から円型になり、投稿者が誰なのかをわかりやすく表示するようにデザインされています。

また背景コントラストの配色も紺色から薄いグレーになり吹き出し形式に変更されました。これにより誰のコメントなのか区切りがわかりやすくなりました。

なおこれらデザイン変更は、ページのリーチやトラフィックに影響するものではなく、ユーザーの視認性向上を目的としています。

⑬2017年8月17日

偽動画再生ボタンへの規制を強化

https://newsroom.fb.com/news/2017/08/news-feed-fyi-taking-action-against-video-clickbait/

動画再生ボタンのマークを静止画に挿入して動画投稿を装い、ユーザーのクリックを誘導し、広告やスパムを表示させる「うっかりクリック(クリックベイト)」を狙う投稿の規制に乗り出しました。動画と思い、ついついクリックしてしまうため、「うっかりクリック(クリックベイト)」と呼ばれています。静止画にも関わらず動画を偽装する投稿は、降格処分(ニュースフィードのおける表示順位を落とすという意味だと思われる)になります。

悪質な投稿者を規制するための取り組みであるため、通常の投稿や企業ページには影響はありません。

⑭2017年8月28日

偽ニュースの反復投稿を掲載中止に

https://newsroom.fb.com/news/2017/08/blocking-ads-from-pages-that-repeatedly-share-false-news/

これまでFacebookは偽ニュースや悪質な広告の排除に取り組んできました。現在では、第三者機関が摘発したスパム投稿にリンクする広告を掲載できなくなっています。

今回は、偽ニュースと認定された記事を何度も繰り返して投稿する広告が掲載できなくなりました。これにより、広告を購入することができず、アクセスを集められなくなり、スパマーの本来の目的である収益化を防ぐことができます。悪質な投稿、間違った情報の広告を中止すれば、広告を再度掲載できる可能性もあります。

有益な情報が集まるプラットフォームを目指すFacebookは、悪質なスパマーを排除するために、「1.偽ニュースを配信しても収益を得られない環境作り」「2.偽ニュースの普及を抑制するためのプログラムの開発」「3.ユーザーが偽ニュースを見た時に正しい判断ができるようにサポートする」という3つのサポートに尽力をしています。

今回のアップデートは、悪質なニュース配信者が利益を得られないように規制をかけ、悪質な投稿を発見、排除する取り組みになっています。

⑮2017年12月18日

「エンゲージメント釣り(engagement bait)」投稿を厳正に対処

https://newsroom.fb.com/news/2017/12/news-feed-fyi-fighting-engagement-bait-on-facebook/

Facebookいいね!やシェア、コメントなどの何かしらのアクションを促すよう煽る投稿を繰り返し続けるユーザーやページの評価を下げると発表しました。

「〇〇な人はいいね!」といった投稿は一般に「エンゲージメントベイト」と呼ばれ、意図的に高いエンゲージメントを獲得することで、ユーザーへのリーチを一層広げようとしています。こうした「エンゲージメントベイト」に該当する投稿はニュースフィードのアルゴリズムを悪用していると見なされ、フィード上で投稿が表示されにくくなります。

ページへの影響について、エンゲージメントベイトを行う広告主や事業主による投稿のリーチ数は減少するでしょう。ページの管理人や運用者には引き続き、ユーザーに関係した意義のある投稿を共有することが求められています。

⑯2018年1月11日

企業ページよりも友人や家族の投稿をもっと表示させる設定を導入

https://newsroom.fb.com/news/2018/01/news-feed-fyi-bringing-people-closer-together/

友達や家族からの投稿を、企業やブランドのFacebookページからの投稿よりも優先するようになります。

背景として、企業やブランドの投稿がユーザーの興味深い内容であったとしても、それらを受動的に見ているより、友達や家族の投稿を見ている方がユーザーの健康に良い影響を与えていると分かったことが挙げられます。

とはいえページの投稿でも、コメントやシェアが多い投稿であれば相対的に優先度は高くなります。Facebook社はページオーナーに対して、コメントが多く付けられる傾向にある「ライブ動画」を投稿するよう奨励しています。

⑰2018年1月20日

ユーザーの評価をニュースメディアの信頼度として反映

https://www.facebook.com/zuck/posts/10104445245963251

CEOのMark Zuckerberg氏は1月20日、自身のFacebookページ上で新たな仕様変更について言及しました。

内容は、ユーザーが閲覧するニュースを高品質なものにするために、ユーザーが信頼でき、かつ有益で、地域の情報を届けるようなニュースを優先的に表示するというものです。

Zuckerberg氏は投稿でソーシャルメディアはこれまで以上に人々が情報を拡散することを可能にしており、もしFacebookがこれら問題にきちんと取り組まなければ、さらに問題を大きくしてしまうことになる」と述べています。

信頼できるニュースメディアをFacebook側が判断することも可能ですが、客観性の観点からそれは難しく、また望ましくないとしています。そのためFacebookは、ユーザーへの調査を通じたフィードバックをもとにニュースメディアのランキング付けを行うと発表。ユーザーにそのニュースメディアを知っているか、そしてそのメディアを信頼しているかを調査するとしています。

⑱2018年6月27日

設定したキーワードに関連する投稿を非表示にする機能をテスト

https://newsroom.fb.com/news/2018/06/keyword-snooze-a-new-way-to-help-control-your-news-feed/

Facebookキーワードを設定することによって関連する投稿を一時的に非表示する機能のテストを開始したことを発表しました。

この機能でスヌーズされたキーワードを含むユーザー・ページ・グループの投稿は30日間非表示になります。

Facebookによると、ユーザーにとって最も関連性の高い投稿をフィードに表示させてもそれが正しいフィードになるとは限らず、ユーザーが重要なことに時間を集中できるようにすることが背景にあるとしています。

⑲2019年3月31日

投稿が表示された理由が分かる「Why am I seeing?(なぜこの投稿が表示されているのか?)」機能が追加

https://newsroom.fb.com/news/2019/03/why-am-i-seeing-this/

Facebookのニュースフィードには独自のアルゴリズムが搭載されており、投稿されて間が空いていない鮮度の高い情報であったり、友人や知人間で話題を呼んでいたり、自分にとって重要そうである投稿が表示されやすい仕組みになっています。

4月現在、まだ日本では実装されておりませんが、今回のアップデートによって各投稿が自分に表示される理由が分かるようになりました。「Why am I seeing?」を押せば、どの友人と繋がっているから、あるいはどのグループに入っているから投稿が表示されているのか詳細を確認でき、今後の表示頻度に対してフィードバックできるようになります。

 

3. アルゴリズム変更の傾向とFacebookの意図

これまで約1年間のアルゴリズムの変遷を見てきましたが、大きく分けて2つのポイントがアルゴリズムの変更の軸になっているように見受けられます。

1つ目が「関連性の高いコンテンツの提供」で、2つ目がフェイクニュースを中心とした「価値の低いコンテンツの排除」です。

① 関連性の高いコンテンツの提供を

「関連性の高いコンテンツの提供」に関しては開発された当初からFacebookが追い続けている目標であり、この1年間でもたびたびアルゴリズムの改善がされてきました。

直近1年で言えば、リアルタイムでコンテンツを出せるようにしたり、さらに深い情報を与えたりと、様々な施策とテストが実施されていました。このテーマに関してはこれからも追い続ける課題であり、今後もたくさんの施策が行われると考えられます。

Facebookの死活問題であるフェイクニュース

「価値の低いコンテンツの排除」について、米国の大統領選などフェイクニュースは大きな話題となりましたが、実際にユーザーの生活に悪い影響を及ぼすまでに拡大しています。結果的にSNSへの信用までも低下させており、Facebookにとっての死活問題ともなりかねません。

現状も対策を進めており、フェイクニュースを配信するページの広告出稿をブロックするという対策も実施しています。しかしながら、SNSが自由な表現の場である以上、フェイクニュースを0にすることはかなり難しいと言わざるを得ません。

今後SNSが信用たるメディアとして成長していくためにも、Facebookフェイクニュースや価値の低い情報への対策を今後も強めていくと考えられます。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

Facebookアルゴリズムの遷移を見ていくと、今のFacebookの課題や、今後の方針がお分かりになるのではないでしょうか。SNSの巨人であるFacebookの動向は業界自体にも大きな影響を与えます。今後も引き続きその動向を追いつつ、新たなアップグレードがあれば随時更新をしていきます!

注目ではなく「対話」の時代へ。 マーケター必見、主要SNSのアルゴリズムまとめ

いまや人々の生活に大きな影響力を持つようになったソーシャルメディア。私たちが何気なく使用している裏で、アルゴリズムが活躍しているのはご存知でしょうか。

 

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もちろん企業のマーケティングにおいても、アルゴリズムは非常に重要な役割を果たしています。プラットフォームによって様々なタイプがありますが、今回は主要な4つのSNSに絞って解説いたします。

 

今回は、Ste Davies氏の記事(https://www.stedavies.com/social-media-algorithms-guide/)をご本人の許諾を得て編集部で翻訳・編集しました。

 

※注:本記事は、デジタルメディアの戦略家として世界で活躍される同氏の独自の見解や調査が基となっております。どのプラットフォームも、アルゴリズムの詳細は基本的にブラックボックスとなっておりますが、同氏の見解には媒体社が掲げる方針と合う分析も含まれており、編集部が有益な情報と判断して記事化いたしました。

※注:図中に一部誤植があり、訂正いたしました(4月25日)。

 

■目次 

  1. アルゴリズムを把握するメリット
  2. Facebook
  3. Twitter
  4. Instagram
  5. YouTube
  6. まとめ

1.アルゴリズムを把握するメリット

初期のSNSでは、人々をオンライン上でつなぐことが目的でした。しかし収益化の方法を模索するために各SNSが提供内容を多様化していくにつれ、ニュース配信を効率化するアルゴリズム実装が重要視されていきます。

その結果、フェイクニュースに代表される悪質なコンテンツがSNSにおいて大きな影響力を持つようになり、問題視されるようになりました。そのような背景があり、2018年、SNSとそのアルゴリズムの流れが再び変わり始めました。

多くのSNSで、聴衆ではなくコミュニティを構築すること、注目集めではなく対話といったより誠実なコミュニケーションを図ることが広告主にとって不可欠になります。

そのためにもアルゴリズムを知っておくことが有効と言えます。他にも、各SNSアルゴリズムの把握には以下のメリットがあります。

  • 影響力:コンテンツが与える影響力を大きくする
  • ROI(投資利益率または投資収益率):SNS上の投稿に費やしたコストに対するリターンを最大化する
  • 評判:アルゴリズムにとって長期に渡って信頼できる情報源になる
  • 社会的影響力の拡大:ネット上のデマ拡散を防ぐことが出来る様になる

それでは、各SNSアルゴリズムを確認していきましょう。

2.Facebook

Facebookアルゴリズムの特徴

以前はエッジランクとして知られていたFacebookアルゴリズムですが、長年にわたりFacebookアルゴリズムを微調整し続けており、オーガニックリーチはさらに減少し続けています。

三者のサイトへのリンクより、友人や家族間でのコミュニケーションに関係するコンテンツに優先順位がつけられる傾向があります。

同社CEOのMark Zuckerberg氏は「意味のある交流を優先表示します」といった旨の告知をしていますが、投稿のどこに評価が反映されるのかを下の画像から確認してみましょう。

またFacebookが挙げた、「意味のある交流」に影響力があるユーザーは以下の通りです。

  • 他の人の写真やステータスの更新にコメントをしたりいいね!するユーザー
  • 友人がシェアしたニュースやブランドのポストに反応するユーザー
  • 視聴した動画やニュースフィードで読んだ記事やお互いのコメントに返信する複数のユーザー
  • 友人のグループとの会話を始めるためにメッセンジャー上でリンクを共有しているユーザー

Facebookアルゴリズムの仕組み

更にFacebookアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。

  • 最初のエンゲージメントを測定するために、少人数のユーザーにポストが配信される
  • 友人や家族との会話の材料となるコンテンツを優先する
  • メッセンジャーで共有されるリンクの優先順位を決定する
  • ユーザーの信頼性(ページを完全に記入していること、共有履歴など)が高い
  • ユーザーにシェアされて、さらにディスカッションの材料となるブランドまたはサイト運営者のコンテンツは優先順位が高くなる
  • ライブ動画は優先順位が高くなる
  • エンゲージメントはポイントシステムに基づいている
  • 長い形式のコメントを含むポストはより重要視される
  • ネイティブコンテンツは、他のサイトへのリンクよりも優先される
  • 「シェアしてください、いいね!してください、コメントしてください」といった投稿は優先度が下がる

Facebookのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)

Facebook上でコンテンツを作るときに気を付けたいポイント

上記のアルゴリズムの特徴を踏まえて投稿をするとよいですが、いくつか注意したいポイントも存在します。

以下から確認していきましょう。

ユーザー間の議論促進のためにコンテンツを作成する

Facebookアルゴリズムを使って作業する人は、プラットフォーム用のコンテンツを開発する際にこの新しい標準を考慮する必要があります。

信頼できるプロフィールの作成

オウンドサイト上にFacebookのリンクを表示するだけではなく、信用できるプロフィールを作成するとアルゴリズムにも好影響を与えられます。

できる限りライブ動画を使用し、エンゲージメントを高める

Facebookは、他のどのコンテンツよりも6倍のエンゲージメントを生み出していることを知っているため、ライブ動画に優先順位をつけると明言しています。

アルゴリズムに評価される(あなたがシェアしているものの中から良いと思うものだけを選ぶ)

Facebookにすべてのコンテンツを共有するのは得策ではありません。それらのコンテンツがエンゲージメントを生成しない場合、信頼性スコアは低下してしまいます。アルゴリズムを踏まえて、適切なプラットフォームの選択とユーザーに有益な投稿を心がけましょう。

「釣り広告」など、過剰な扇動をするコンテンツを投稿しない

過剰な宣伝記事、いいね!してねと頼んだステータスやコメントやシェアなどは、どんなものでもFacebookアルゴリズムによってランクが下げられます。絶対にしないでください。

 

Facebookアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。

合わせて読みたい記事:
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【Facebook】今後重要な『新エンゲージメント率』とは?注目すべきはファン数からリーチ数・クリック数へ
2018年は「Facebookグループ」がアツい? 新機能とFacebookグループの作り方

3.Twitter

Twitterアルゴリズムの特徴

以前は時系列に表示されていたTwitterのタイムライン(TL)ですが、現在では変わってきています。アルゴリズムによって、ユーザーに最適(だと思われる)投稿が優先的に上部に表示されるようになっています。

アメリカ大統領選にロシア系のアカウントが関与した疑惑がきっかけとなって、Twitterアルゴリズムも修正が加えられています。その影響で、Twitterで投稿やいいねを自動的にできるようにするツールやアカウントの使用に制限がかかる様になりました。

Twitter「今何しているのか」を重要視し、「時間」こそアルゴリズムに依然大きな影響力のある項目だと考えています。

Twitterアルゴリズムの仕組み

Twitterアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。

  • Twitterアルゴリズムにおいて、投稿時間は大きな影響力がある
  • 信頼できるプロフィール作りはアルゴリズムに好評価される
  • 280文字の制限ぎりぎりまで活用するとエンゲージメント率が上がる
  • リンク誘導の投稿よりネイティブ投稿が好ましい
  • 最もエンゲージメントを付けているユーザー達の投稿は早く表示される
  • 始めのエンゲージメントを測定するために投稿は少数のユーザーに表示される
  • いいねやリプライ、リツイートは大きな加点がされる傾向がある
  • 閲覧していた投稿の時間の長さや訪れたプロフィールが表示されるコンテンツに影響を与える
  • フォロワーの投稿に対するアクションやリアクションが多いと、フォロワーのタイムラインに自分のコンテンツが反映されやすくなる

Twitterのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)

Twitter上でコンテンツを発信するときに気を付けたいポイント

それではTwitter上でコンテンツを発信するときに気を付けたい事を確認していきましょう。

フォロワーがTwitterを使っている時間に投稿する

特定のツールを活用し、フォロワーがいつTwitterを使用しているのか確認し、それに合わせて投稿することで、よりたくさんのエンゲージメントを獲得できます。

より関連性の高い分野のフォロワーを開拓する

ただフォローを繰り返してフォローバックを期待するのではなく、フォローしているアカウントに関連しているトピックで専門性を高めると、やがてフォローバックが来るでしょう。

ただのフォロワーの水増しではエンゲージメントが獲得できません。

フォロワーの好むトピックで投稿する

Twitterのアナリティクスなどで、フォロワーが何に関心を持っているのかを調べましょう。フォロワーにとって関連性の高いツイートほどエンゲージメントを獲得できやすくなります。

280文字の制限を利用してより多くの情報を載せる

Twitter社は投稿の文字が多ければ多いほどエンゲージメントを獲得できると名言しています。より多くの情報を発信できることが影響しているのが理由として考えられるでしょう。

信頼性の高いプロフィールを作成する

アルゴリズムはスパムのようなプロフィールに低評価を付けるので、関連する全ての情報をプロフィールに掲載して最新の状態にしておくのが望ましいです。

毎日ログインする

毎日投稿をしてフォロワーに価値を提供し続けると、Twitterアルゴリズムはより高い評価をつけます。先週のツイートがエンゲージメントを獲得するとさらに評価が高まるでしょう。

フォロワーにアクションを起こす

リプライやリツイートなどのアクションをすると、フォロワーのタイムラインにより表示されるようになります。他の人に対するエンゲージメントをすると、Twitterアルゴリズムはあなたがコミュニティに貢献したと判断します。

Twitterアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。

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Twitterのハッシュタグはこう使う!活用方法6種類と企業の活用事例7選

4.Instagram

Instagramアルゴリズムの特徴

Instagramアルゴリズムを、ユーザーがもっともアクションを取るであろうコンテンツを表示する手段であるとしています。以前はわずか72分しか表示されなかった投稿もエンゲージメントを多く獲得している場合では、時間が経った後でも上部に表示されることがあります。

エンゲージメントはInstagramアルゴリズムにおいて非常に重要な影響力をもっています。エンゲージメントを多く獲得すればするほど、その投稿がアルゴリズムに重要視されます。

Instagramアルゴリズムの仕組み

Instagramアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。

  • 投稿されるとき、エンゲージメントを測定するためにフォロワーの内、選ばれたグループ内にまず表示される
  • 定期的な投稿をするとユーザーのタイムラインにより表示される
  • DM経由でシェアされた投稿はアルゴリズムに高いランクがつけられる
  • もっとも交流しているジャンルのコンテンツがよりタイムラインの上部に表示される
  • ハッシュタグアルゴリズムに影響力をもつが、主要な役割は投稿検索である
  • エンゲージメントを獲得しているコミュニティ内ではお互いの投稿の信頼性が高い
  • いいねやコメントを通して、積極的にアクションを起こしているアカウントのプロフィールは、エンゲージメントを獲得しやすい
  • ユーザーが過ごした時間がより長い投稿はアルゴリズムには重要視される

Instagramのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)

Instagram上でコンテンツを発信するときに気を付けたいポイント

エンゲージメントが重要なポイントになるInstagram。投稿で気を付けておきたいポイントを以下で解説します。

定期的に投稿する

不定期に投稿するユーザーはアルゴリズムによってランクが下げられ、フォロワーに表示される際に優先されなくなります。

自身が関連しているコンテンツやユーザーにアクションする

自身のプロフィールに関係しているコンテンツやユーザーに対するエンゲージメント数を増やすと、そのようなアカウントのタイムライン上に自身のコンテンツが表示されやすくなります。

投稿のタイミングを気にする必要はない

Instagramアルゴリズムは数日前のコンテンツも表示させるため、Twitterの様に投稿のタイミングはそれほど重要なポイントではありません。

「検索される」ためにハッシュタグを活用する

もし自身のコンテンツが検索ぺージのトップに表示された場合、数百、数千のいいねやフォロワーを生み出すことができます。

Instagramアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。

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5.YouTube

YouTubeアルゴリズムの特徴

YouTubeアルゴリズムサイトに最も貢献しているユーザーにとって役立つように設計されています。それはYouTubeアルゴリズムの要因にチャンネル登録者の数や投稿の一貫性が関連していることからも伺えます。

YouTube内のコンテンツの質が非常に高いうえに、想像できるジャンルは大方開拓されている事から、1から多くの視聴者を集めるのは困難です。さらにアルゴリズムに影響を与えるために週に2~3回の投稿が必要とされています。

YouTubeアルゴリズムの仕組み

YouTubeアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。

  • ランク付けの要因として、ユーザーの視聴時間や視聴者の保有率が重要である
  • 投稿頻度もアルゴリズムにとって重要な要因である
  • 最近投稿された動画は、始めのエンゲージメント測定の為に少数のユーザーに表示される
  • チャンネル登録者が増えれば増えるほど動画の優先表示度が上がる
  • 7-16分の長さが最適な動画時間である
  • YouTubeアルゴリズムはAIなので、学習や理解をする

YouTubeのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)

YouTube上でコンテンツを発信するときに気を付けたいポイント

主なコンテンツが動画形式であるYouTube。投稿で気を付けておきたいポイントを以下で解説します。

一貫した投稿が重要である

散発的に投稿しているチャンネルは、YouTubeアルゴリズムによってランクが下げられてしまいます。

毎週同じ時間に動画を投稿し続けるのがベストな方策でしょう。

これはアルゴリズムの問題はもちろん、新しい動画が投稿された時にチャンネル登録者からの反応を高める効果があります。

チャンネル登録者を獲得する下地の構築

チャンネル登録が多ければ多いほど、YouTubeアルゴリズムにとっては「信頼できる」チャンネルと見なされます。

最初の数分間で視聴者の心をつかむ

動画の視聴時間が長ければ長いほど、魅力的なコンテンツであるだろうとYouTubeアルゴリズムに認識されます。

多くのYouTuberが視聴者の心をつかむために特定の戦術を取っています。

7-16分の長さに動画の長さを設計する

上記の時間内に収められた動画コンテンツがもっともエンゲージメントを獲得し、視聴者数に対するチャンネル登録者数の割合も一番良くなります。

YouTubeアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。

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6.まとめ

FacebookTwitterInstagramYouTubeアルゴリズムの特徴や仕組み、コンテンツ発信の際に気を付けたいポイントをまとめました。上記のアルゴリズムは今後変更される可能性が高いですが、ユーザーにとってもっとも有益なコンテンツ作りが本質的に重要と言えます。

また各SNSアルゴリズムは基本的に非公開のものです。様々な検証や公式の手がかりから推測して構築されていますので、最新の情報をキャッチアップして効果的にSNS上での発信を心がけましょう。

編集部でも継続してアルゴリズムのトレンドを取り上げていく予定です。