2019年6月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
ユーザー数・年齢層・利用率などのユーザー動向をまとめました!
変化の早いソーシャルメディア業界。この記事では国内外分けて、各SNSプラットフォームが現在どれ位のユーザー数なのかのかということを常にアップデートしていきます。FacebookやTwitter、LINE、Instagramから、Whatsapp、Snapchatなどメッセンジャーアプリまで主要SNSを計11つをまとめています。
■目次
ソーシャルメディア
1.Facebook
国内
・国内月間アクティブユーザー数:2,400万人 ⇒ 2,800万人
・月間アクティブ率:53.1% ⇒ 56.1%
国内の利用者層
海外
・月間アクティブユーザー:22億3,000万人 ⇒ 23億7,500人
・日間アクティブユーザー:14億7,000万人 ⇒ 15億6,200万人
米国の利用者層
その他のデータ
・全世界の中小企業のアクティブなページ数:4,000万ページ ⇒ 6,500万ページ
注目ポイント
まだまだ勢いの止まらない、世界を代表するSNS!
日本のユーザー母数こそ変化が乏しかったものの、国内月間アクティブ率や海外月間アクティブユーザー数はまだまだ増加しています。また、ビジネス利用のページ数も世界的に伸びてきており、個人・企業ともにFacebookが実生活に根付いてきているのではないでしょうか。
2.Twitter
国内
・国内月間アクティブユーザー数:4,000万人 ⇒ 4,500万人
・月間アクティブ率:60.5% ⇒ 70.2%
国内の利用者層
海外
・世界全体ユーザー数(※):3億1,000万人 ⇒ 3億3,500万人
※日本を含む
米国の利用者層
注目ポイント
若年層へのプロモーションに最適!
日米ともに、若年層のユーザーが多くの割合を占めているのが分かります。
特に日本では月間アクティブ率が7割を超え、利用頻度が高まっていると考えられます。若年層をターゲティングしたプロモ施策にはぜひ活用していきたいSNSではないでしょうか。
3.LINE
国内
・月間アクティブユーザー数:8,000万人以上(参照元:2019年12月期第1四半期 決算説明会)
・日間アクティブ / 月間アクティブ 率:86%(参照元:2019年12月期第1四半期 決算説明会)
国内の利用者層
海外
・全世界月間アクティブユーザー数:2億1,700万人以上(参照元:LINE 2017年2月-2017年9月媒体資料)
・上位4ヵ国(※)月間アクティブユーザー数:1億6,800万人以上(参照元:LINE アカウント 2018年4-6月期 媒体資料)
・上位4カ国(※)日間アクティブ / 月間アクティブ 率:75%(参照元:2017年12月期通期決算説明会)
(※日本、台湾、タイ、インドネシアを指す)
注目ポイント
驚異のアクティブ率!
日本では日間・月間ともにアクティブ率が上昇して、かなり好調な印象を受けます。40代は利用者人口の63%に対して、推定ユーザー数において20代の推定ユーザー数を抜いているところも注目です。若年層以外のユーザーへも裾野が広がっているのではないでしょうか。
注意が必要な点としては、アクティブ率が非常に高いため、あまりにメッセージの配信頻度が多い場合は配信をブロックされてしまう危険性があるところです。ターゲットの年齢や利用時間を考えた施策が大切です。
4.Instagram
国内
・月間アクティブユーザー数:2,900万人 ⇒ 3,300万人
(参照元と期間:2018年11月 から 2019年3月時点)
・月間アクティブ率:76.7% ⇒ 84.7%
国内の利用者層
海外
・月間アクティブユーザー数:8億人 ⇒ 10億人
・日間アクティブユーザー数:3億人 ⇒ 5億人
・日間アクティブユーザー数(ストーリーズ):4億人以上
米国の利用者層
注目ポイント
10代20代を中心とした女性の日常生活の一部と化している!
日本では20代を中心に、米国では30、40代を中心に人気があると分かります。日本の月間アクティブ率も10%近くの上昇が見られました。
トレンダーズ株式会社によって2015年に実施された「女性の Instagram 活用」に関する意識・実態調査では、Instagramの投稿から刺激を受け購買に至った経験を持つ女性が回答者の4割を占めました。
5.Pinterest
国内
月間アクティブ率:44.7% ⇒ 60.2%
国内の利用者層
海外
月間アクティブユーザー数:1億人 ⇒ 2.5億人
※日本国内ユーザー含めて
米国の利用者層
注目ポイント
・インターネットユーザーの28%がPinterestを利用
・ユーザーの男女比:女性8割:男性2割
・全アクティビティの94%は女性
6.LinkedIn
国内
国内の利用者層
海外
登録ユーザー数:5億人 ⇒ 5億4600万人
月間アクティブユーザー数:1億600万人
米国の利用者層
企業のSNS活用に関するデータ
本項では、日経BP社の「平成27年度商取引適正化・製品安全に係る事業 (ソーシャルメディア情報の利活用を通じたBtoC 市場における消費者志向経営の推進に関する調査)」のデータを見ながら、企業のソーシャルメディア利用について考えていきます。
http://www.meti.go.jp/policy/economy/consumer/consumer/pdf/sns_report_digest.pdf
企業の活用実態
ソーシャルメディアを活用している企業は63%、今後取り組みたい企業は35%と関心度は高いです。しかし従業員100人以下の企業だと、活用率が比較的低くなっているようです。
企業の利用目的
活用目的として一番目立っているのは「認知向上」、次いで「販売促進」です。オンラインで露出を増やして消費者に触れるようにする認知向上施策ですが、やはり課題として「狙った効果の獲得」を得られていないと答える人が多いようです。
業界別の影響度
消費行動では価格の低く、行動に移しやすい「ファストフード・コーヒー・宅配」、次いで「コンビニエンスストア」において高い影響が見られます。
好感ではロイヤリティ向上にソーシャルメディアが貢献するのか、スポーツブランドやテーマパークなど固定ファンが付きやすい分野に良い反応が見られます。
興味関心ではソーシャルメディアと連動しているキャンペーンの多い「飲料・ビール」がトップに。
まとめ
- 企業の関心は高いものの、規模が小さいところでは着手しきれていない
- 認知向上を狙ってソーシャル活用をする企業は多いが、効果測定が課題になっている
- 消費行動、好感、興味関心など消費者の心理フェーズに合わせてそれぞれ、影響が異なっている
2016年はLINE Ads PlatformやInstagramビジネスプロフィールなど、広告配信や運用管理の機能が充実しました。これからも企業がソーシャル活用しやすい環境作りが進んでいくのではないでしょうか。
メッセージアプリ・その他ソーシャルメディア
7. WhatApp
月間アクティブユーザー数: 10億人 ⇒ 15億人
(参照元と期間:2016年2月 から 2017年12月)
8.WeChat
月間アクティブユーザー数: 7億人 ⇒ 9億6300万人
(参照元と期間:2016年4月 から 2017年8月)
中国のソーシャルメディア企業Tencentが配信する、中国国内で特に人気のメッセージアプリ。
9.カカオトーク
月間アクティブユーザー数:4,915万人 → 4984万人
(参照元と期間:2017年5月 から 2017年11月)
韓国企業カカオ社が配信するメッセージアプリ
10.Snapchat
日間アクティブユーザー数:1億5,000万人 ⇒ 1億8800万人
(参照元と期間: 2016年6月 から 2018年8月)
メッセージが10秒で消える海外で大人気のアプリ。若いユーザーが多く、一日の動画視聴回数が60億回に到達。
(参照:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/09/news053.html)
国内の利用者層
11.TikTok
国内月間アクティブユーザー数:950万人
(参照元と期間:2019年2月13日)
海外月間アクティブユーザー数:5億人
(参照元と期間:2018年7月16日)
中国企業のByteDanceが運営する動画アプリで、日本でも若年層を中心に人気を拡大しています。
最後に
正式なユーザー数の発表がないサービスもありますが、アクティブ率なども見て、どのサービスがどのぐらい盛り上げっているのか参考にして頂けたら幸いです。
以上、「【最新版】2017年2月更新。11のソーシャルメディア最新動向データまとめ」でした!