注目ではなく「対話」の時代へ。 主要SNSのアルゴリズムまとめ
いまや人々の生活に大きな影響力を持つようになったソーシャルメディア。私たちが何気なく使用している裏で、アルゴリズムが活躍しているのはご存知でしょうか。
もちろん企業のマーケティングにおいても、アルゴリズムは非常に重要な役割を果たしています。プラットフォームによって様々なタイプがありますが、今回は主要な4つのSNSに絞って解説いたします。
■目次
1.アルゴリズムを把握するメリット
初期のSNSでは、人々をオンライン上でつなぐことが目的でした。しかし収益化の方法を模索するために各SNSが提供内容を多様化していくにつれ、ニュース配信を効率化するアルゴリズム実装が重要視されていきます。
その結果、フェイクニュースに代表される悪質なコンテンツがSNSにおいて大きな影響力を持つようになり、問題視されるようになりました。そのような背景があり、2018年、SNSとそのアルゴリズムの流れが再び変わり始めました。
多くのSNSで、聴衆ではなくコミュニティを構築すること、注目集めではなく対話といったより誠実なコミュニケーションを図ることが広告主にとって不可欠になります。
そのためにもアルゴリズムを知っておくことが有効と言えます。他にも、各SNSのアルゴリズムの把握には以下のメリットがあります。
- 影響力:コンテンツが与える影響力を大きくする
- ROI(投資利益率または投資収益率):SNS上の投稿に費やしたコストに対するリターンを最大化する
- 評判:アルゴリズムにとって長期に渡って信頼できる情報源になる
- 社会的影響力の拡大:ネット上のデマ拡散を防ぐことが出来る様になる
2.Facebook
Facebookのアルゴリズムの特徴
以前はエッジランクとして知られていたFacebookのアルゴリズムですが、長年にわたりFacebookはアルゴリズムを微調整し続けており、オーガニックリーチはさらに減少し続けています。
第三者のサイトへのリンクより、友人や家族間でのコミュニケーションに関係するコンテンツに優先順位がつけられる傾向があります。
同社CEOのMark Zuckerberg氏は「意味のある交流を優先表示します」といった旨の告知をしていますが、投稿のどこに評価が反映されるのかを下の画像から確認してみましょう。
またFacebookが挙げた、「意味のある交流」に影響力があるユーザーは以下の通りです。
- 他の人の写真やステータスの更新にコメントをしたりいいね!するユーザー
- 友人がシェアしたニュースやブランドのポストに反応するユーザー
- 視聴した動画やニュースフィードで読んだ記事やお互いのコメントに返信する複数のユーザー
- 友人のグループとの会話を始めるためにメッセンジャー上でリンクを共有しているユーザー
Facebookのアルゴリズムの仕組み
更にFacebookのアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。
- 最初のエンゲージメントを測定するために、少人数のユーザーにポストが配信される
- 友人や家族との会話の材料となるコンテンツを優先する
- メッセンジャーで共有されるリンクの優先順位を決定する
- ユーザーの信頼性(ページを完全に記入していること、共有履歴など)が高い
- ユーザーにシェアされて、さらにディスカッションの材料となるブランドまたはサイト運営者のコンテンツは優先順位が高くなる
- ライブ動画は優先順位が高くなる
- エンゲージメントはポイントシステムに基づいている
- 長い形式のコメントを含むポストはより重要視される
- ネイティブコンテンツは、他のサイトへのリンクよりも優先される
- 「シェアしてください、いいね!してください、コメントしてください」といった投稿は優先度が下がる
Facebookのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)
Facebook上でコンテンツを作るときに気を付けたいポイント
上記のアルゴリズムの特徴を踏まえて投稿をするとよいですが、いくつか注意したいポイントも存在します。
以下から確認していきましょう。
ユーザー間の議論促進のためにコンテンツを作成する
Facebookのアルゴリズムを使って作業する人は、プラットフォーム用のコンテンツを開発する際にこの新しい標準を考慮する必要があります。
信頼できるプロフィールの作成
オウンドサイト上にFacebookのリンクを表示するだけではなく、信用できるプロフィールを作成するとアルゴリズムにも好影響を与えられます。
できる限りライブ動画を使用し、エンゲージメントを高める
Facebookは、他のどのコンテンツよりも6倍のエンゲージメントを生み出していることを知っているため、ライブ動画に優先順位をつけると明言しています。
アルゴリズムに評価される(あなたがシェアしているものの中から良いと思うものだけを選ぶ)
Facebookにすべてのコンテンツを共有するのは得策ではありません。それらのコンテンツがエンゲージメントを生成しない場合、信頼性スコアは低下してしまいます。アルゴリズムを踏まえて、適切なプラットフォームの選択とユーザーに有益な投稿を心がけましょう。
「釣り広告」など、過剰な扇動をするコンテンツを投稿しない
過剰な宣伝記事、いいね!してねと頼んだステータスやコメントやシェアなどは、どんなものでもFacebookアルゴリズムによってランクが下げられます。絶対にしないでください。
3.Twitter
Twitterのアルゴリズムの特徴
以前は時系列に表示されていたTwitterのタイムライン(TL)ですが、現在では変わってきています。アルゴリズムによって、ユーザーに最適(だと思われる)投稿が優先的に上部に表示されるようになっています。
アメリカ大統領選にロシア系のアカウントが関与した疑惑がきっかけとなって、Twitterのアルゴリズムも修正が加えられています。その影響で、Twitterで投稿やいいねを自動的にできるようにするツールやアカウントの使用に制限がかかる様になりました。
Twitterは「今何しているのか」を重要視し、「時間」こそアルゴリズムに依然大きな影響力のある項目だと考えています。
Twitterのアルゴリズムの仕組み
Twitterのアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。
- Twitterのアルゴリズムにおいて、投稿時間は大きな影響力がある
- 信頼できるプロフィール作りはアルゴリズムに好評価される
- 280文字の制限ぎりぎりまで活用するとエンゲージメント率が上がる
- リンク誘導の投稿よりネイティブ投稿が好ましい
- 最もエンゲージメントを付けているユーザー達の投稿は早く表示される
- 始めのエンゲージメントを測定するために投稿は少数のユーザーに表示される
- いいねやリプライ、リツイートは大きな加点がされる傾向がある
- 閲覧していた投稿の時間の長さや訪れたプロフィールが表示されるコンテンツに影響を与える
- フォロワーの投稿に対するアクションやリアクションが多いと、フォロワーのタイムラインに自分のコンテンツが反映されやすくなる
Twitterのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)
Twitter上でコンテンツを発信するときに気を付けたいポイント
それではTwitter上でコンテンツを発信するときに気を付けたい事を確認していきましょう。
フォロワーがTwitterを使っている時間に投稿する
特定のツールを活用し、フォロワーがいつTwitterを使用しているのか確認し、それに合わせて投稿することで、よりたくさんのエンゲージメントを獲得できます。
より関連性の高い分野のフォロワーを開拓する
ただフォローを繰り返してフォローバックを期待するのではなく、フォローしているアカウントに関連しているトピックで専門性を高めると、やがてフォローバックが来るでしょう。
ただのフォロワーの水増しではエンゲージメントが獲得できません。
フォロワーの好むトピックで投稿する
Twitterのアナリティクスなどで、フォロワーが何に関心を持っているのかを調べましょう。フォロワーにとって関連性の高いツイートほどエンゲージメントを獲得できやすくなります。
280文字の制限を利用してより多くの情報を載せる
Twitter社は投稿の文字が多ければ多いほどエンゲージメントを獲得できると名言しています。より多くの情報を発信できることが影響しているのが理由として考えられるでしょう。
信頼性の高いプロフィールを作成する
アルゴリズムはスパムのようなプロフィールに低評価を付けるので、関連する全ての情報をプロフィールに掲載して最新の状態にしておくのが望ましいです。
毎日ログインする
毎日投稿をしてフォロワーに価値を提供し続けると、Twitterのアルゴリズムはより高い評価をつけます。先週のツイートがエンゲージメントを獲得するとさらに評価が高まるでしょう。
フォロワーにアクションを起こす
リプライやリツイートなどのアクションをすると、フォロワーのタイムラインにより表示されるようになります。他の人に対するエンゲージメントをすると、Twitterのアルゴリズムはあなたがコミュニティに貢献したと判断します。
Twitterのアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。
合わせて読みたい記事:
【事例つき】徹底解説!Twitter広告の種類・メリット・有効な活用方法とは?
Twitter広告の効果を最大化! 「勝ちパターン」を徹底解説
Twitterのハッシュタグはこう使う!活用方法6種類と企業の活用事例7選
4.Instagram
Instagramのアルゴリズムの特徴
Instagramはアルゴリズムを、ユーザーがもっともアクションを取るであろうコンテンツを表示する手段であるとしています。以前はわずか72分しか表示されなかった投稿もエンゲージメントを多く獲得している場合では、時間が経った後でも上部に表示されることがあります。
エンゲージメントはInstagramのアルゴリズムにおいて非常に重要な影響力をもっています。エンゲージメントを多く獲得すればするほど、その投稿がアルゴリズムに重要視されます。
Instagramのアルゴリズムの仕組み
Instagramのアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。
- 投稿されるとき、エンゲージメントを測定するためにフォロワーの内、選ばれたグループ内にまず表示される
- 定期的な投稿をするとユーザーのタイムラインにより表示される
- DM経由でシェアされた投稿はアルゴリズムに高いランクがつけられる
- もっとも交流しているジャンルのコンテンツがよりタイムラインの上部に表示される
- ハッシュタグもアルゴリズムに影響力をもつが、主要な役割は投稿検索である
- エンゲージメントを獲得しているコミュニティ内ではお互いの投稿の信頼性が高い
- いいねやコメントを通して、積極的にアクションを起こしているアカウントのプロフィールは、エンゲージメントを獲得しやすい
- ユーザーが過ごした時間がより長い投稿はアルゴリズムには重要視される
Instagramのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)
Instagram上でコンテンツを発信するときに気を付けたいポイント
エンゲージメントが重要なポイントになるInstagram。投稿で気を付けておきたいポイントを以下で解説します。
定期的に投稿する
不定期に投稿するユーザーはアルゴリズムによってランクが下げられ、フォロワーに表示される際に優先されなくなります。
自身が関連しているコンテンツやユーザーにアクションする
自身のプロフィールに関係しているコンテンツやユーザーに対するエンゲージメント数を増やすと、そのようなアカウントのタイムライン上に自身のコンテンツが表示されやすくなります。
投稿のタイミングを気にする必要はない
Instagramのアルゴリズムは数日前のコンテンツも表示させるため、Twitterの様に投稿のタイミングはそれほど重要なポイントではありません。
「検索される」ためにハッシュタグを活用する
もし自身のコンテンツが検索ぺージのトップに表示された場合、数百、数千のいいねやフォロワーを生み出すことができます。
Instagramのアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。
合わせて読みたい記事:
【事例効果つき】徹底解剖!Instagram広告のすべて
【運用担当者必読】Instagramのフォロワーを増やす11のTIPS
Instagram調査! インフルエンサーのストーリーズ投稿は企業より圧倒的に見られている
5.YouTube
YouTubeのアルゴリズムの特徴
YouTubeのアルゴリズムはサイトに最も貢献しているユーザーにとって役立つように設計されています。それはYouTubeのアルゴリズムの要因にチャンネル登録者の数や投稿の一貫性が関連していることからも伺えます。
YouTube内のコンテンツの質が非常に高いうえに、想像できるジャンルは大方開拓されている事から、1から多くの視聴者を集めるのは困難です。さらにアルゴリズムに影響を与えるために週に2~3回の投稿が必要とされています。
YouTubeのアルゴリズムの仕組み
YouTubeのアルゴリズムについて、現在分かっている事は以下の通りです。
- ランク付けの要因として、ユーザーの視聴時間や視聴者の保有率が重要である
- 投稿頻度もアルゴリズムにとって重要な要因である
- 最近投稿された動画は、始めのエンゲージメント測定の為に少数のユーザーに表示される
- チャンネル登録者が増えれば増えるほど動画の優先表示度が上がる
- 7-16分の長さが最適な動画時間である
- YouTubeのアルゴリズムはAIなので、学習や理解をする
YouTubeのランク付けのフロー(緑がアルゴリズムに良い影響を与える)
YouTube上でコンテンツを発信するときに気を付けたいポイント
主なコンテンツが動画形式であるYouTube。投稿で気を付けておきたいポイントを以下で解説します。
一貫した投稿が重要である
散発的に投稿しているチャンネルは、YouTubeのアルゴリズムによってランクが下げられてしまいます。
毎週同じ時間に動画を投稿し続けるのがベストな方策でしょう。
これはアルゴリズムの問題はもちろん、新しい動画が投稿された時にチャンネル登録者からの反応を高める効果があります。
チャンネル登録者を獲得する下地の構築
チャンネル登録が多ければ多いほど、YouTubeのアルゴリズムにとっては「信頼できる」チャンネルと見なされます。
最初の数分間で視聴者の心をつかむ
動画の視聴時間が長ければ長いほど、魅力的なコンテンツであるだろうとYouTubeのアルゴリズムに認識されます。
多くのYouTuberが視聴者の心をつかむために特定の戦術を取っています。
7-16分の長さに動画の長さを設計する
上記の時間内に収められた動画コンテンツがもっともエンゲージメントを獲得し、視聴者数に対するチャンネル登録者数の割合も一番良くなります。
YouTubeのアルゴリズムについて記事にまとめました。下記の記事も合わせてご覧ください。
6.まとめ
Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeのアルゴリズムの特徴や仕組み、コンテンツ発信の際に気を付けたいポイントをまとめました。上記のアルゴリズムは今後変更される可能性が高いですが、ユーザーにとってもっとも有益なコンテンツ作りが本質的に重要と言えます。
また各SNSのアルゴリズムは基本的に非公開のものです。様々な検証や公式の手がかりから推測して構築されていますので、最新の情報をキャッチアップして効果的にSNS上での発信を心がけましょう。
編集部でも継続してアルゴリズムのトレンドを取り上げていく予定です。
4月の主要SNS 最新ニュース! Instagram「おうち時間」スタンプ、Twitterにストーリーズ似新機能テストなどなど
3月の新型コロナウイルスの世界的パンデミックで、実生活はもちろんSNSプラットフォームも大きな影響受けています。
Instagramが「おうち時間(Stayhome)」スタンプを導入したりYouTubeがデフォルトの動画の解像度を下げたり、今回も最新情報がたくさん。
- ■目次
1. 全般
2019年にインターネット広告費が、テレビ広告費を初めて上回る調査結果
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0311-010027.html
3月11日、株式会社電通は、国内の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定し、「2019年 日本の広告費」を発表しました。
なかでも、インターネット広告費(媒体費+広告制作費+「物販系ECプラットフォーム広告費」)は6年連続で2桁成長を遂げています。前年比119.7%の2兆1048億円で、テレビメディアの1兆8612億円を上回りました。
4マス(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)の広告費のうち、その大半を占めるテレビ広告費を切り出して比べると、2019年はインターネット広告の方が上回る結果となりました。
インターネット広告自体の伸長は言うまでもありませんが、注目すべきはインターネット広告のなかでも4マス由来のデジタル広告費が急成長している点です。たとえば、雑誌のデジタルシフトによりタイアップ広告枠や関連SNSアカウントが設けられるケースなどが当てはまります。
コンテンツを作る側は取り上げる対象だけでなく、媒体の特性や閲覧のされ方など、これまで以上に気を配る必要があると言えます。
参考:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0311-010027.html, https://dentsu-ho.com/articles/7161
インフルエンサーマーケティングで、広告主が今後活用したいのは動画系との調査結果
https://digitalinfact.com/release200306/
3月6日、株式会社デジタルインファクトは、インフルエンサーマーケティングの利用実態について、マーケター(広告主・広告会社の担当)106名を対象にアンケート調査を実施しました。
「今後活用したいチャンネル」は「Instagram」が最多。また実際の活用歴との比較を見ると、「YouTube」「TikTok」「ライブ配信サービス」の利用意向が高くなっていると分かりました。
国内の主要媒体のMAU数や広告枠の充実具合を考えれば、広告主の間でInstagramに期待が集まるのは現状頷けます。
その一方、YouTubeやTikTokなど成長が著しく5G化の恩恵を受けそうな動画プラットフォームへの広告出稿は、やはり若年層へのリーチが魅力で注目度が近年増しています。
しかし同調査にもあるように、「費用対効果が明確になる」かどうかが課題です。まとまった費用が生じやすいインフルエンサーマーケティングは、特にこの効果測定の問題をどうクリアして、広告主が予算を取りやすくするかが鍵となりそうです。
参考:https://webtan.impress.co.jp/n/2020/03/10/35503, https://digitalinfact.com/release200306/
女性はコミュニケーション、男性は動画のためにスマホを利用するとの調査結果
3月23日、電通メディアイノベーションラボは『情報メディア白書2020』を発表しました。同調査によると、一日を通したスマホのSNSアプリ利用には、年齢だけでなく、男女による大きな傾向の違いがあると分かりました。
特に10~20代の若年層の男女の違いは明らかで、男性は動画共有アプリ、女性は「ソーシャルネットワーク」などコミュニケーション目的のアプリを活発に利用しています。
男女(特に若年層)のSNSやメッセージングアプリの利用時間に関する貴重なデータです。企業の担当者にとって、コンテンツの投稿時間や広告の出稿時間の参考になります。
たとえば広告出稿について、Facebookでは年齢を軸にしたターゲティングが可能です。商材との相性もありますが、同調査をもとに、20代男性にリーチさせる場合は日中から21時以前に寄せてみるなど、試してみると良いでしょう。
参考:https://dentsu-ho.com/articles/7208
2. Facebook
ストーリーズ投稿をInstagramに反映させる機能をテスト中
3月10日、専門家のJane Manchun Wong氏は、Facebook内でストーリーズ投稿した写真をInstagramストーリーズでも投稿できる機能を一部のユーザーに対してテストしていることを、リバースエンジニアリングで発見しました。
今まではInstagramからFacebookのストーリーズを投稿できました。今回はFacebookからInstagramのストーリーズを投稿できるようにする機能だと言います。おそらく、Facebook側にもストーリーズ投稿の利用者が増えて一般的になったため、流通するコンテンツをより増やすための施策として、テストしているのだと考えられます。
もし導入されればInstagramストーリーズの表示枠がますます熾烈になり、企業はユーザーにリアクションやDMを貰えるようなエンゲージメントの高いストーリーズ投稿を心がけることや、ストーリーズへの広告出稿で枠を押さえることが求められるでしょう。
参考:https://japanese.engadget.com/jp-2020-03-10-facebook-instagram.html, https://twitter.com/wongmjane/status/1237089983762239488
新型コロナウイルスで広告収入が落ち込む一方、メッセージ利用は急増との発表
https://about.fb.com/news/2020/03/keeping-our-apps-stable-during-covid-19/
現地時間3月24日、Facebook社は新型コロナウイルス感染拡大の影響で広告収入が落ち込む一方、ウイルス対策として行動規制などが導入されるなか、メッセージサービスの利用が増えていると発表しました。
ウイルス感染状況が特に深刻な国の多くでは、メッセージ利用が先月比で50%以上増加、イタリアではメッセージアプリを使う時間が70%増えているそうです。
Facebook社は新型コロナウイルスによる収益の影響と自社の社会的意義について発表しました。この発表は広告収益が大きな柱である同社にとって、特に株主やビジネスの関係者に向けたメッセージとも捉えられます。
自宅待機や移動制限が課される国々で利用が急上昇している点に触れつつ、「我々はエンゲージメントが伸びている領域の多くのサービスで収益化を図っておらず、 COVID-19(新型コロナウイルス)の拡大防止の積極措置を行う国では広告収益が減退すると見ています(意訳)」と明記しています。
参考:https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-facebook-idJPKBN21C030, https://about.fb.com/news/2020/03/keeping-our-apps-stable-during-covid-19/
3. Twitter
ストーリーズ投稿のような新機能「Fleet」が、まずはブラジルでテスト開始
現地時間3月4日、Twitter社は24時間で消える投稿機能「Fleet」のテストを、ブラジルで開始したと発表しました。ツイートは公開され、ずっと残るので不安だというユーザーからのフィードバックに対応したそうです。
フォロワーにのみ表示され、24時間で消滅します。フォローする相手がFleetを投稿すると、Twitterアプリのタイムラインの上に投稿した人のプロフィールが並んで表示されます。
仮に同機能が実装されれば、日本の主要なほぼ全ての媒体に24時間で消える縦型動画(静止画も可能)フォーマットが搭載されることになります。
スピーディに流れるタイムラインが特徴のTwitterですが、上部に固定される予定のFleetはユーザーの目に比較的留まりやすいのは間違いありません。そのため、Instagramのストーリーズ投稿のように、左側に優先表示されるアルゴリズムの研究と実践方法が企業でも求められる可能性があります。
参考:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/05/news047.html, https://twitter.com/kayvz/status/1235248673136635909,
https://blog.twitter.com/pt_br/topics/product/2019/explorando-uma-nova-forma-de-iniciar-conversas-no-brasil.html
4. Instagram
新型ビデオチャットやスタンプなど、新型コロナウイルス対策で複数の機能が導入
3月24日、 Instagramは一連の新型コロナウイルス感染症対策を発表しました。外出を控えるユーザー同士がInstagram投稿を一緒に見ながらビデオチャットすることができるようになります。
他にも、世界保健機関(WHO)や保健機関からのリソースを紹介するメッセージが表示されるなど、正確な情報を目立たせ、それ以外の表示を減らす取り組みも行われています。
新型コロナウイルスに関する正確な情報にアクセスしやすくする表示ルールや、他のユーザーと一緒にInstagramを閲覧しながら使えるビデオチャットなど、複数機能のアップデートが発表されました。
海外の企業で特に使われているのが「おうち時間(stayhome)」スタンプです。不要不急の外出を控え家で過ごすことを訴えつつ、自社の商品やサービスを宣伝しています。たとえばスーツケースブランドのAWAY(@away)では、旅行には行けないけれど、スーツケースを筋トレ道具代わりにするライフハックを紹介しています。
参考:https://about.instagram.com/blog/announcements/coronavirus-keeping-people-safe-informed-and-supported-on-instagram/, https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/25/news077.html
5. YouTube
「削除される動画が増える可能性」指摘。コロナで社員のオフィス稼働を減らし機械学習に
https://youtube-creators.googleblog.com/2020/03/protecting-our-extended-workforce-and.html
現地時間3月16日、YouTubeは動画を審査するプロセスで一時的に自動化を多く導入し、人間のコンテンツモデレーターの代わりに機械学習ツールを多用すると発表しました。
新型コロナウイルス発生により、Google社の正社員のほとんどが在宅勤務を命じられ、審査段階での自動化が拡大。ポリシーに違反していないかもしれないものも、削除される可能性があることを警告しました。
そもそもYouTubeではプラットフォームの健全性を保つため、コンテンツの規則違反を摘発する部隊がありました。ただし新型コロナウイルスの影響により、そのチェックが専門スタッフから機械学習ツールに置き換わるとのことです。
あくまで可能性の話ですが、クリエイター(個人も企業も)のコンテンツが解除されるかもしれないことを事前に告知しています。現状、新型コロナウイルスの落ち着くタイミングが分からないためか、上記対応が元に戻るタイミングは明かされていません。今後何か変更があれば公式サイト「YouTubeヘルプ」にも掲載されるとのことです。
参考:https://www.businessinsider.jp/post-209548, https://support.google.com/youtube/answer/9777243, https://youtube-creators.googleblog.com/2020/03/protecting-our-extended-workforce-and.html
全世界で動画再生時の解像度を落とす。新型コロナウイルスの影響で負荷軽減のため
https://support.google.com/youtube/answer/9777243?p=covid19_updates
現地時間3月24日、世界中の配信動画の映像品質を低下させることを明らかにしました。
これは新型コロナウイルスの流行によるインターネットトラフィックの増大による影響を緩和するための取り組みです。
配信されている動画を再生した際に、自動で選択される解像度を標準解像度(480p)にまで落としますが、ユーザーが任意で解像度をより高いものに変更することは可能です。
前のニュース同様、新型コロナウイルス関連です。外出の自粛や禁止が世界的に進み、劇的に増加した視聴ユーザー数に対応するためだと言います。
報道によると現状約1ヶ月間の措置とのことです(ただし長期化する可能性はあります)。企業にとっては、配信中のコンテンツや出稿中の動画広告の視認性が多少落ちることは否めません。
参考:https://gigazine.net/news/20200325-youtube-limit-video-quality-worldwide/, https://support.google.com/youtube/answer/9777243?p=covid19_updates
YouTubeのSEOで注力すべき5つの要素と3つの注目ポイント
YouTubeのSEOで注力すべき5つの要素とは? 動画検索ランキングにに直接の影響がないにしても把握しておくといい3つの注目ポイントとは?
YouTubeにオーディエンスがいる人は、リーチするためにできる限りのことをやっているでしょうか?今回は、ジャスティン・ブリッグス氏による大規模な調査で明らかになってきた、YouTubeのSEOにあたって、重要な要素を取り上げました。
この調査は、YouTubeの検索エンジン全体に及ぶさまざまな動画のランキングに加えて、YouTubeの何千ものチャンネルや個々の動画のパフォーマンスをブリッグス氏が調べたものです。ここでは、ブリッグス氏が言及した特に重要なポイントや、この調査で同氏が導き出したいくつかの結論をまとめてみましょう。
動画ランキングで成功するための5つの重要な要素
まず、動画ランキングで成功するには、いくつか重要な要素があります。それは簡単に言うと、次のコメントに集約されます:
だれかがYouTubeで特定のキーワードで検索したときに、それが必ずしもブランドのキーワードではない場合に、何が表示されるかということ。
グーグルで成功する検索順位決定要因について考えるのと同様で、これはYouTubeの場合の成功要因です。ただし、これを達成したからと言って多くの再生回数が得られる要因というわけではなく、むしろ、そのいくつかは逆効果となるのです。
① 動画の再生回数と視聴時間
まず、動画の再生回数と視聴時間から始めよう。これらは相関性が非常に高いことがわかっています。ブリッグス氏の見解では、ランキングの高さとも因果関係があるようだといいいます。
もし動画を公開している人で、競合相手の動画と比較した場合、
- 相手より再生回数が多く、
- 再生回数1回あたりの平均視聴時間(つまり、どれほど多くの人が動画の内容をより多く見ているか)も長い
場合は、相手よりも検索パフォーマンスが高い可能性が高いのです。
② 検索者のクエリと一致するキーワードを含むタイトル
第2に、YouTubeでは、通常のグーグル検索と比べてキーワードの一致が重要だと今でも考えられています。
一致キーワードがテキストとして存在することは、通常のグーグル検索では重要です。しかしYouTubeではさらに重要であり、より大きな要因とさえ、言えます。
基本的に、ブリッグス氏のデータから分かるのは、キーワードの一致に関しては次のような傾向があることなのです。
- 動画タイトルのキーワードフレーズが完全に一致する場合のほうが、部分一致の場合よりわずかにパフォーマンスが高い
- 部分一致の場合は、まったく一致しないかごく一部しか一致しない場合よりはるかにパフォーマンスが高い
したがって、パンダが食べるものを撮影した動画をランク入りさせようとするならば、その動画のタイトルは、「パンダが食べるもの」とするほうが、おそらく、例えば「パンダの消費習慣」や「パンダによる食物の選択」といったタイトルにするよりも、はるかにうまくいくでしょう。
検索者が検索するのと同じように動画について説明し、動画のタイトルを付けるようにすれば、検索者がYouTubeをどのように使っているかについて有益な情報が得られるからです。
さらには、グーグルのキーワード検索から返されるデータも利用できます。特にグーグルのキーワード検索で動画が1番上に表示される場合は、YouTubeでも多くの需要があるかもしれないと類推できます。
③ タイトルは短く(50字未満)、説明文に多くのキーワードを含める
第3に、タイトルと説明文の関係です。
このデータセットでは、次のようにしたる場合に、最高のパフォーマンスが得られる傾向がありました。
- タイトルは、50字未満の短いものにしよう。
- 説明文は、200~350ワードにして多くのキーワードを含めよう
したがって、YouTubeの動画のタイトルや説明をどの程度の長さにするべきかのガイドラインを探している人は、一般的にはこれがベストプラクティスと言えるでしょう。これより少し長くなってしまっても大きな問題ではありません。パフォーマンスが劇的に下がるわけでもないでしょう。しかし、この数字の前後にとどめておくことが賢明なのは間違いありません。
④ キーワードタグ
第4に、キーワードタグは重要です。
YouTubeでは、動画にキーワードタグを適用できます。
これは数十年前にグーグルのSEOにあったもので、meta keywordsタグを使っていました。YouTubeには今もあり、これらのキーワードタグは、ランキングにはやや重要という程度に思え、おすすめ動画ではさらに重要性が高いように思えます。これらオススメ動画は、デスクトップでは再生動画の右側に表示され、モバイルでは再生動画の下に表示されます。
これらのオススメ動画は、現在再生中の動画を見続けた場合に、次に再生される動画でもあります。どちらにも大きな影響力があり、より多くの視聴数を獲得できるため、当然ながらランキングを上げる大きな助けになるのです。
キーワードタグは2~3のキーワードフレーズ要素で使いましょう。
ブリッグス氏のデータセットで最高のパフォーマンスを見せていた動画は、たいていがユニークなタグを31~40個使っていたが、これはかなり大きな数です。
つまり、「パンダが食べるもの」の動画を公開している人たちは、動画に「パンダ」「動物園」「動物」「哺乳類」」といったタグを付け、時には「有袋類」というタグを付けることもあるかもしれません。その中で、31~40個のさまざまなタグを追加した動画が最高のパフォーマンスを示す傾向があったとのことです。
追加するキーワードタグが多すぎると逆効果になると心配している人は、杞憂のように思われます。もちろん、物事には限度がある、ということです。
⑤ 動画の長さによって、パフォーマンスやランキングが変わってくる
第5に、最高のパフォーマンスが得られる動画の長さに関しては次のような傾向があっりました。
- 長さが10~16分であれば、ランキングで最高の効果が得られる傾向がある
- 2分以内の動画は、YouTubeのオーディエンスには非常に嫌われる場合が多い。パフォーマンスはよくない
- 4~6分は再生回数が最も多い
これは、どんなゴールに向かって最適化するかによって適切な尺が異なることを示しています。ホワイトボード・フライデーでは、情報を伝えることを目的としており、そうした情報を便利で興味深く、有益なものにすることを目指しています。そのため、今後も10~16分を維持するでしょう。
しかし、たとえばリリースする新製品のプロモーション動画を作る場合は、4~6分の動画にして、できるだけ多くの視聴数、できるだけ広範な拡散、できるだけ高い認知度を達成しようとするかもしれません。
3つの重要なポイント
他にも、有益かもしれないと思った重要なポイントは3つあります。
古い動画は平均して比較的パフォーマンスが高いが、新しい動画は急激に伸びる
ポイントの1つは動画公開からの経過日数と順位に関するもので、次のようなことです。
平均すると古い動画の方が上位に表示されるが、新しい動画が公開されると、ランキングが急激に上がる傾向がある。
ブリッグス氏はデータセットを使って、こんな感じのすばらしいグラフを作成していました。動画公開から「0~2週間」「2~6週間」「6~12週間」「1年」経過すると、ランキングがこのように変化する。
ブリッグズ氏は、動画公開からの経過時間とランキングについて、ほかにもいくつか調査しています。しかし、グラフの動きを見ると、最初の2~6週間で上位に浮上するという考えどおりに変化しており、最初の0~2週間に最も高くなることがわかりました。
したがって、コンテンツを定期的に公開して「なんだ、この動画は伸びなかった。もう一度トライしてみよう。この動画も伸びなかった。おっと、今度はうまくいった。これこそオーディエンスが探していたものなのだな。これは本当に強かった」というようなことをしているのなら、この公開初期の効果をうまく使っているということなのです。
チャンネルは動画のランキング上昇に役立つ
チャンネルは、ブリッグス氏が深く掘り下げていたものです。ブリッグス氏はチャンネルの最適化について多くの調査をしました。
チャンネルの登録者は、非登録者と比べて、次のような傾向がありました。
- コメントしてくれる
- 「高く評価」してくれる(いいね!アイコンをクリック)
- 平均視聴時間が長い
こうした登録者のの存在によって、チャンネルが確かに個々の動画を後押しする働きをするのです。
ブリッグス氏によると、登録者がもたらす評価指標から恩恵を受けるには、1000人以上の登録者を目指すところから始めると非常にうまくいくという。再生回数だけでなく、ランキングにもプラスの影響があることが多いのです。
ただし、この両者が因果関係にあるのか、あるいは相関関係にすぎないのかは不明です。
埋め込み動画とリンクは相関関係にあるが、それが因果関係なのかは不明
相関関係であって因果関係とは判断しきれないものに、次の2つがあります:
- 埋め込み動画
- リンク
調査では、ランキングと埋め込み動画の関係も調べています。
棒グラフの棒が長いほどランキングは高く、短いほどランキングは低い。つまりここから読み取れるのは、次のことです。
埋め込み動画が多いほど、パフォーマンスは高い傾向にあった(ウェブサイトに埋め込まれているケースが多かった)。
しかし、実験を通じて、多くの動画を埋め込むことでランキングを上げられることを証明できるかは、よくわかりません。ある動画が上位に表示されて、多くの場所で取り上げられたとしても、「埋め込み動画が多いからランキングの上昇につながった」というよりも、「多くの人が埋め込んだから」にすぎないかもしれないからです。
インスタグラム#ハッシュタグの付け方 | 意味や検索方法・人気タグ・フォロー機能
Instagram(インスタグラム)で重要なのがハッシュタグです。インスタグラムでフォロワーを増やすには検索を意識したハッシュタグのつけ方が非常に重要です。ハッシュタグの付け方や人気のハッシュタグ、フォロー機能の使い方などを解説します。
1.どのようなハッシュタグが人気なのか10種類に絞って紹介
#love
loveはもっとも付けられているハッシュタグの1つで、友だちや家族の写真、好きなものの写真など幅広く使われるハッシュタグです。
#like4like
like4likeはlike for like の略で投稿にいいねをしてくれれば、あなたにもいいねを返しますよという意味になります。
#me
文字どおり、私という意味で自撮り写真などを投稿する際によく用いられるハッシュタグです。
#ootd
Outfit of The dayの略で日本語に直すと今日のコーディネイトという意味になります。自分のファッションを投稿する際に用いられるハッシュタグです。
#tbt
throw back Thursdayの略で日本語に直すと、木曜日に思い出を振り返ろうという意味になります。過去の写真や動画を投稿する際に使用されます。
#insta○○
○○の部分にはfoodやtravelなどのカテゴリー名が入ります。特定のカテゴリーのインスタグラムの投稿に用いる一般的なハッシュタグです。自分の投稿がinsta何に当たるかは投稿の際にチェックしてください。
#photooftheday
日本語に直すと今日の1枚という意味になります。その日1日を象徴する画像や動画を投稿する際に使用されます。
#fashion
そのままのとおりファッションという意味です。コーディネイトやおしゃれなアイテムの画像や動画を投稿する際に使用します。
#cute
そのままのとおりかわいいという意味です。かわいい画像や動画を投稿する際の定番のハッシュタグです。
#follow
そのままのとおりフォローという意味です。フォローしてほしいという意味でフォロワーを増やす際に使用されます。
2.インスタグラムはハッシュタグで変わる!
以上、インスタグラムのハッシュタグについて説明してきました。インスタのフォロワー数や閲覧者数は写真の質だけではなくハッシュタグのつけ方1つで大きく変わります。
どのようなに検索からユーザーを誘導するのか、人気のハッシュタグは何かなど、フォロワーを増やしたい場合は、画像に拘るだけではなく戦略的にハッシュタグのつけ方にもこだわる必要があります。
【Instagram活用術】動画再生数とフォロワーを増やすために重要な4つのこと
インスタグラム運用を通してわかったこと、実際に行ったことをこの記事でお伝えしたいと思います。個人アカウントでの動画投稿はもちろん、企業アカウントの運営にも役立てていただけたら幸いです。
目次
動画再生数とフォロワーを増やすために重要な4つのこと
アカウントの世界観を決める
GOHANは「1分でわかるお手軽オトコのゴハン」「早い・安い・旨いメニュー」をお届けすることを心がけています。
コアのコンセプトが固まっているため、フォローしている方の目当てははっきりしています。
GOHANのメインターゲットはもちろん男性ではあるのですが、Instagramの場合は女性からも多数支持をいただいています。
・男性向けのガッツリメシを食べたい女性の方
・育ち盛りの息子さんがいる主婦の方
・彼氏や旦那さんにそういったメニューを作ってあげたいという彼女・奥さん
上記のような簡単なペルソナが浮かび上がってきます。
また、コンセプトという意味での世界観も重要ですが、一覧に表示されるサムネイルのクリエイティブも重要な要素の1つになります。
つまりどんなカラーでどんな構図の写真が並ぶのか、ということを最初に決めておくことが重要です。
Instagramアカウントを覗いたとき、料理の写真や風景写真や人の写真がまばらに並んでいたらなんのアカウントかよくわかりません。
もちろん、個人アカウントはそれでよいのですが、企業アカウントであれば、フォローしてくれる人に見る目的を与えられるような、1つの分野に特化したアカウントであることが望ましいでしょう。
投稿する時間と頻度を決める
次に、投稿する時間と頻度ですが、GOHANは1日2回、12時と18時に料理動画を投稿しています。
もちろん、昼食と夕食の時間であるということもありますが、メインユーザがサラリーマンであれば、昼休みや仕事終わりの時間帯を狙った方がいいですし、主婦の方が見ていたら夕方もよいかもしれません。
Instagramは公式の管理画面機能(インサイト)が弱いことが難点ですが、サードパーティツールと連携すれば最も視聴される時間帯を割り出すことは可能ですので、Instagram分析ツールの活用も検討してみてください。
また、最初のうちはA/Bテストでどの時間帯が最も効果が高いか検証してみることも大事ですが、ある程度結果が見え始めたら投稿時間を固定にするのも大事です。
GOHANの場合、12時と18時にアカウントを覗きに行けば、”オトコメシ”レシピが上がっているだろう、という期待が前提にあります。
そうすることにより、初速から再生数が上がるため、「人気投稿」にも表示されやすくなります。
1日何回投稿するかはメディアの戦略によっても異なるので一概には言えませんが、企業アカウントでは週数回の投稿から1日4,5回の投稿までまちまちです。
GOHANのように分散型メディアを主戦場としているメディア運営企業の場合は1日1,2回以上投稿するでしょうし、本業が別にあるブランドやメーカーなどはそこまでリソースを割くのが難しいかもしれません。
投稿数が多すぎても運用コストがかかる割にそこまでフォロワー獲得や再生数アップにつながらない場合がありますので、自社の運用体制やリソースも踏まえて総合的に検討するとよいでしょう。
サムネイルのクリエイティブをこだわる
今すぐ実践できる内容としてはこのサムネイルの吟味こそ一番即効性があるかもしれません。
動画をInstagramにアップしようとすると、このように「フィルター」「長さ調整」「カバー」の3つが編集できる画面に遷移します。
「フィルター」は動画に簡単にエフェクトをかけることができます。
ただし、料理動画においては「リアルであること」が重要なので、フィルター機能は使用しないほうが得策です。
GOHANの料理動画を見て、実際に作ってみたという方がいた場合、フィルターを使用してしまうと料理の出来上がりが動画と実際で異なることになってしまい、「これは果たして成功だったのか?失敗だったのか?」といらぬ混乱を招いてしまうためです。
この「長さ調整」ですが、Instagramでは規定上60秒以上の動画を投稿することができません。
そのためにこの機能がついていますが、企業アカウントの運営では事前に60秒以下に編集してからアップすることが多いかと思いますので、個人アカウントを除いてあまり使用することは少ないかと思います。
最後に、最も重要なのが「カバー」選択機能です。
動画の中から1秒単位でサムネイルに使用したいカットを選択することができます。
料理動画であれば、最も「旨そう!」に見えるカットをこの中から選択します。
何も気にせずに投稿ボタンまで進んでしますと、無作為に切り取られてしまいますので、何の動画かわからないというケースも出てきてしまいます。
また、ゼロコンマ数秒単位で切り取ることはできないため、切り取りたいシーンが1秒未満の場合はブレて使いづらい場合があります。
料理動画を投稿する場合、箸上げのシーンで1秒以上静止すると、カバー用カットを選択しやすくなります。
細かいですが、そういったことも考慮して動画を作成すると、後々のサムネイル選択で苦労しないで済みます。
GOHANの運営はじめた初期の頃は、あまりサムネイルを気にせず投稿していました(お恥ずかしながら)。
その状態でも順調にファンは増え、1投稿あたり1万再生までは到達していましたが、サムネイルをより意識して「何秒目を切り取るか」というのを意識してから、平均で1.5万再生をコンスタントに超えるようになり、多い場合は2~3万再生、中には10万再生を超える動画も出てきました。
サムネイルをきちんと選ぶだけであればお金は1円もかかっていません。
Instagramの運用担当者がほんの数秒このサムネイルに意識を向けるだけでパフォーマンスは劇的に向上するのです。
余談ですが、Instagramではチーズのサムネイルが最強です。
その10万再生を超えた動画というのがこちら。
カマンベールの丸ごとフォンデュが一番再生数が伸びました。
これがチーズの伸びるカットではなく、ちょっと離れて俯瞰で撮ったシーンをサムネイルにしていたら1~2万再生で伸び悩んでいたでしょう。
ハッシュタグを最適化する
前述のサムネイルと合わせてこのハッシュタグの最適化が非常に重要です。
具体的に最適化とはなんぞや?ということですが、そのInstagramアカウントの成長フェーズに合ったハッシュタグを選択する、ということが非常に重要になってきます。
よくある失敗例としては、まだフォロワーが数百人~数千人のアカウント規模で、数百万件も投稿されているような人気ハッシュタグばかりを使ってしまうケースです。
1投稿で使えるハッシュタグの数は最大30までと上限が決まっています。
そのうち、数個程度を人気ハッシュタグに使う分には問題ないのですが、30個すべてを人気タグで占めてしまうと、ほとんど見られていない可能性があります。
人気のハッシュタグほど新着投稿から下へどんどん埋もれていきます。
「人気投稿」の3×3の9つの枠に入らないと意味がないのです。
Instagramの中で最も効果的に露出を増やす方法が、このハッシュタグ表示結果の「人気投稿」に載せることです。
GOHANのフォロワー規模は現在10万人弱。そして再生数は1.5~2万、いいね!は1000~1500ほどです。
このくらいの規模で、少しの期間で200~300万件が投稿されている人気ハッシュタグの「人気投稿」に少しの期間載るかどうかです。
ですので、10万~200万件の間くらいを考慮してハッシュタグを考えるのが適切といえるでしょう。
逆に少なすぎてしまうとニーズがない場合がありますので、数百件しかヒットしないタグを入れるのも考え物です。
アカウントを開設してから半年くらいの初期フェーズはまず5,000~10,000件くらいがヒットするハッシュタグの「人気投稿」に載ることを目標にするとよいでしょう。
このくらいの数字であれば、そこまで難易度は高くありません。
5,000件で載るようになれば1万,2万、10万とハッシュタグをチューニングしていくことで、適切な露出を図ることができます。
おおよそ数時間~半日で結果が出ますので、ちょっとアナログな方法ではありますが、設定したハッシュタグの「人気投稿」に載っているかどうかチェックしてみてください。
ボリュームの少ないタグであれば数日間表示されることもありますし、数百万件の人気ハッシュタグであれば数時間しか持たない場合もあります。
大事なことは欲張りすぎないこと。
「人気ハッシュタグをつけること」=「露出が増えること」ではありません。
繰り返しになりますが、アカウントの成長フェーズに見合ったハッシュタグを見繕うことが大切です。
まとめ
最後におさらいです。
「アカウントの世界観を決める」「投稿する時間と頻度を決める」
この前半2つはアカウント開設時に設計して形作っていくものになります。
「サムネイルのクリエイティブをこだわる」「ハッシュタグを最適化」
この後半2つはある程度の期間運用していて伸び悩んでいるアカウントでもすぐに改善できる余地のあるポイントになります。
もしまだ実行していないものがあれば、明日からでもぜひ実践してみてください。
グぐるより、#タグる!SNSで検索する時代に!
商品を購入する前に、ググる」というのは、もう古いかもしれません。
最近では、口コミやSNSを優先したほうがよいと、ハッシュタグで探すことが常識になりつつあるからです。
そもそもハッシュタグとは、投稿のキーワードに#(半角シャープ)を付けたものです。ハッシュタグをクリックすると同じハッシュタグをつけた投稿が検索できます。
まず、SNSの方が信頼性があると認識されています。
例えば、インスタは画像投稿するSNSのため、「見られている」意識が強い。投稿する側が、情報のクオリティ精査しているといいます。そのため、信頼できる情報があるSNSだと認識されているようなのです。今は、#ハッシュタグというと、Twitterよりもインスタの話がたくさんでてくるのも、
このためでしょう。
次に、リアルタイム性です。「ググる」ことで検索された情報は、最新の情報ではないこともあります。
しかし、SNSであれば常に更新された情報を入手できます。私も「ググる」ことで期待ができない場合は、先にTwitterで検索することがあります。それを今の若者は、インスタグラムでやっているのでしょう。
さらに、スクリーンのサイズ最適性。
若者は圧倒的にスマホが、ネットの入り口なので、スクロールし続けなければならない情報より、スマホサイズに最適化された情報の方が受入れやすい。今でもスマホ対応していないWEBページがありますが、私でさえ、スマホでそういうページは見なくなりました。
最後に、インスタでは、現在、#ハッシュタグをフォローする機能がついているのです。
フォローといえば、他のアカウントに対して行うものでしたが、#ハッシュタグをフォローすることで、テーマごとの情報も自分のタイムラインに入ってくるということになります。こうなると本当に、情報引き寄せであり、情報のたぐり寄せですね。
そこまで#ハッシュタグが利用されるのは、企業からの一方的な情報よりも、友だちが投稿した内容の方が、行動に与える影響力が高いからなのです。
これは電通の調査結果も同様なようです。
それはそうだろうなと思います。
身に覚えがない凍結が多発? Twitterのアカウント凍結の原因と解除方法は?
普段、当たり前のように使っているTwitter。ある日突然、何の前触れもなくアカウントが凍結されてしまったらどうしますか?
実は今年8月辺りからそういった人が増えています。もちろん規約違反をしていたり、公序良俗に反するような投稿を繰り返したりしていれば、凍結されてしまっても不思議ではありません。しかし今、問題となっているのは、違反行為をした覚えのない方のアカウントが次々と凍結されてしまっていることです。
そこで今回は、なぜ今、Twitterアカウントの凍結が頻繁に起きているのか? 凍結されてしまったら解除することはできるのか? そして凍結されないためにはどうすればよいのかについてご紹介します。
■目次
- Twitterのアカウント凍結とは?
- Twitterアカウントが凍結される原因
- Twitterアカウントの凍結を解除する方法
- Twitterアカウントの凍結を防ぐための対策
- 2017年8月以降、身に覚えのないTwitterアカウント凍結が多発?
- まとめ
Twitterアカウント凍結とは?
Twitterのアカウント凍結とは、ユーザーが常に安全な環境でTwitterを楽しめるように、Twitter社が「規定したルールに違反しているユーザーのアカウントを利用できなくしてしまう」ことです。
通常はいきなりアカウントを凍結されることは少なく、「警告>本凍結>永久凍結」といくつかの段階があります。警告の段階であれば解除もそれほど困難ではありません。
しかしルール違反を繰り返し、本警告の段階になると場合によっては解除ができなくなるもしくは解除に時間がかかる可能性があります。
アカウントが凍結されてしまうとできることは基本的にログインのみです。ツイート投稿や新たなフォローはもちろんできませんし、フォロー、フォロワーもすべてゼロになります。ただし、凍結が解除されればすべて凍結前の状態に戻ります。
Twitterアカウントが凍結される原因
Twitterアカウントが凍結される原因はルールを違反した場合とご説明しましたが、具体的には次のようなケースでアカウントが凍結されます。
スパム行為を行っているアカウント
不特定多数のユーザーが悪質であると判断する、同一内容のツイートやダイレクトメッセージを送るようなスパム行為や、明らかな偽装を行っているアカウント。またはTwitterやほかのユーザーにとってセキュリティ上のリスクを招いていると判断されたアカウントは凍結の対象です。
セキュリティが危険な状態にあると判断されたアカウント
乗っ取りやハッキングをされている(とTwitter社が判断した)アカウント。乗っ取りによって悪質な行為をされてしまうリスクを抑えるため、セキュリティが確保されるまでアカウントが凍結されることがあります。
ユーザーに対し攻撃的なツイートを行っているアカウント
ユーザーに対する脅迫、誹謗中傷もしくはほかのアカウントへのなりすましなどといった嫌がらせに関与するアカウントは凍結される可能性があります。
Twitter社が公開しているアカウントが凍結されるケースは以上の3点ですが、それ以外にも短期間で手動、もしくはツールやアプリを使って大量のフォロー・フォロー解除をする、有害なリンクへ誘導するといったこともアカウント凍結につながる可能性があるといわれています。
Twitterアカウントの凍結を解除する方法
Twitterアカウントの凍結を解除するには、大きく分けて自分で解除できる場合とTwitter社に対して異議申し立てをすることで解除できる場合の2つのパターンがあります。
参考:アカウントの凍結について | Twitterヘルプセンター
Twitterアカウントの凍結理由を教えてもらえるように!
Twitterルールに違反したことでアカウントが凍結になった場合、どのツイートがどのルールに違反しているのかを、メールにて、より具体的にご連絡するようにいたします。なお、メールには異議申立てを行われる際のリンクもご案内しています。 pic.twitter.com/GEmc7iiuKL
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2018年3月14日
アカウントが凍結となった場合、原因となったツイートと、どのような理由により違反となったのかメールで教えてもらえるようになりました。
自分で凍結を解除できる場合
自分で凍結を解除できるのは、Twitterにログインした際に携帯電話番号の入力、もしくはメールアドレスの確認を求められた場合です。基本的に1回目の凍結はこの状態になります。
「アカウントがロックされている」というメッセージが表示される場合、凍結またはロックされた理由によってその対処方法は異なってきますので、それぞれ手順に従って凍結を解除する必要があります。
セキュリティ上の理由でアカウントがロックされた場合
ログイン状態でこのメッセージが表示される場合は、そのアカウントで不審な行為や乗っ取りの可能性があるため、パスワードを変更することでアカウントを保護する必要があります。対応方法が記載されたメールが登録のメールアドレスに送付されるので、その手順に従ってください。
アカウントの正当な所有者であることの確認が必要な場合
Twitterルールに違反していると見なされると、アカウントがロックされ、正当な所有者であることの確認が求められることがあります。ログインした状態でアカウントがロックされているというメッセージがあれば、「開始」を選び、電話番号を入力します。音声またはショートメールで認証コードが通知されるので、コードを入力し送信するとアカウントのロックが解除されます。
Twitterルール違反の可能性を理由に制限された場合
Twitterルールに違反している可能性を理由にアカウントの利用が制限されることがあります。この場合、引き続きTwitterの利用はできますが、機能が制限されます。制限解除を行うにはまずメールアドレスの認証、アカウントへ携帯電話番号の追加、ルールに違反しているツイートの削除が必要となります。その上でログインし「アカウントの一部の機能が制限されている」というメッセージから「開始」を選び、手順に従い制限を解除します。また誤ってルール違反と見なされ利用制限がかかる場合もありますが、この場合は異議申し立てをすることができます。
不審な操作と見なされ一部の機能が制限された場合
過剰なフォロー、いいね、リツイートが見られた場合は、ルール違反と見なされ、一定期間アカウントの機能が一部制限されるというメッセージが表示されることがあります。この場合は以下のいずれかの方法で制限を解除することができます。
・提示された期間が終わるまで制限された状態で利用する。ただしこの場合は検索結果や通知など特定の利用において自分のアカウントが除外される可能性があります。
・電話番号またはメールアドレスで認証し、アカウントを復元する
また、繰り返しルールに違反をしている場合やほかのアカウントに過剰に干渉していると見なされる場合は、電話番号で認証するオプションが提示されないこともあります。
一部の機能が一時的に制限された場合
Twitterルールに違反する言動やほかの利用者を阻害するような言動が見られた場合に、アカウントの一部機能が制限されることがあります。例えばそのアカウントのツイート、リツイート、いいねを見ることができるのはフォロワーのみに制限されます。ログイン後に「一部の機能が一時的に制限されている」というメッセージが表示されたら、「Twitterを続ける」を選択し、アカウント機能の復元手順に従って制限を解除することができます。
異議申し立てによって解除できる場合
一旦、凍結が解除されてもまた同じように違反行為を繰り返していると、次には携帯電話番号やメールアドレスを入力するだけでは凍結解除はできなくなります。
この状態になった場合は、凍結されたアカウントにログインした状態でTwitterのヘルプセンターの「異議申し立て」のページで必要事項を入力し、凍結解除依頼をします。ただし異議申し立てをしても100%凍結が解除されるとは限りません。
Twitterアカウントの凍結を防ぐための対策
Twitterアカウントの凍結を防ぐには、Twitterのルールを守って利用することが最大の対策になります。Twitterアカウントが凍結される原因でも触れたように、スパム行為やほかのユーザーに対する脅迫、誹謗中傷といった攻撃的なツイートをしないことはもちろん、ほかにも注意するべきことがあります。
次に気づかないうちにやってしまいそうな違反行為をご紹介します。
- 企業の商標権や著作権を侵害するような行為
- フォロワーを増やすことを目的に、ユーザーのフォロー、フォロー解除を繰り返すし行う
- 必要以上にフォロー、いいね、リツイートなどを繰り返し行う
- フォロワーやリツイート、いいねなどを購入する
- 嘘や誤解を招くようなツイートを繰り返し行う
参考:Twitterルール
2017年8月以降、身に覚えのないTwitterアカウント凍結が多発?
通常であればルール違反や乗っ取りなどがない限り凍結されることのないTwitterアカウント。しかし今年8月以降、明確なルール違反をした覚えがないといったユーザーのアカウント凍結が多発し、問題となっています。しかも警告の段階を越えていきなり本凍結になってしまい、さらに異議申し立てをしても解除されないといった事例が多く報告されていることが問題をさらに大きくしています。
このアカウント凍結問題、現在においてもはっきりとした原因は不明であり、解除されないままのユーザーも少なくありません。中にはTwitter社に直接訪問し、直談判したことで凍結が解除されたという報告もありますが、あくまで一例であり、訪問すれば必ず解除されるわけではないようです。
また10月2日から規約が変わり、著作権保護をさらに徹底するといった動きも出ているようですので、アカウント凍結問題は今後さらに規模が広がっていく可能性もあります。
まとめ
Twitter社は、身に覚えがないのにアカウントを凍結されたという声が増えたのに対し、できるだけ早い段階で凍結基準を透明化させるとしています。その一環として、凍結理由の解説が始まったということもあるでしょう。
ユーザー側としては、まずはTwitterルールを理解し、違反をしないようにすることが重要です。また、企業アカウントであり、違反するような行為をしていなくても、凍結されてしまう可能性はゼロではありません。セキュリティ上の問題で凍結されてしまった場合などは、適切なステップを踏んで、冷静に対応しましょう。